スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

野球

埼玉西武ライオンズ・阿部真宏内野守備走塁コーチの暗黒しぐさに思う、ライオンズは裏でリアル人狼ゲームをやってるんじゃないか説。

08:00
壊れた信号機が途中で直ってビックリしました!

「楽しみは来年」と一年先の未来を想像することでかろうじて正気を保っている埼玉西武ライオンズファンの皆さま、こんにちは。残酷なお知らせですが「楽しみにしている来年」もたぶんこんな感じです。横浜ベイスターズの暗黒期を眺めた経験からすると最低5年はこんな感じがつづくことを覚悟して、ノンビリはんなり楽しんでいくのがよいでしょう。気分の悪い日は試合を見ない、元気のない日は試合を見ない、試合を見てから飲むんじゃなくて飲んで意識レベルを下げてから試合を見る、こういった対処療法を徹底していきたいものです。

迎えた26日、「今日は仕事もヒマだし気分がいいから野球でも見よう」と性懲りもなくテレビをつけますと、そこには地方球場に遠征したライオンズの姿が映っていました。「地方球場の土のグラウンドがよく似合う…」などと見守っていると、マウンドにはライオンズ唯一の希望の星・武内夏暉さんがあがっていました。新型コロナウイルス感染症での離脱からの復帰戦、やはり病み上がりだけあって武内さんは立ち上がり苦しんでいました。二塁打⇒セーフティバント(オールセーフ)⇒安打(+1点)⇒犠牲フライ(+1点)で早くも2失点。1試合あたりの得点能力2.2点を誇るライオンズにとっては早くも限界ビハインドとなる2点差を背負って試合が始まりました。1試合あたりの得点能力2.5点を誇るサッカープレミアリーグ首位のマンチェスター・シティあたりに今からでも変わってもらいたいくらいですが、そういうわけにもいかないのが辛いところ。

「うーん、負けたな!」

と思って仕事に戻りますと消し忘れたテレビから何故か大歓声が。何と、大量2点ビハインドを背負ったライオンズは、2回裏の攻撃において四球⇒四球⇒サードゴロ(後逸/+1点)⇒セカンドゴロ(+1点)とノーヒットで2点をいただき、同点に追いついていたのです。これが地方開催ならではの相互接待野球か。年に一度か二度くらいしか見に来られないファンたちのことを思って日ハムが助けてくれたかのような展開で、ライオンズは息を吹き返したのです。

↓地方球場ならではのボコボコしたグラウンドがライオンズの味方をした!


そうか、どうせ弱いならもっと運否天賦になるようにすればよかったんだ!

内外野にモグラの穴がボコボコ開いてるみたいな球場にして!

ラッキーホールはツーベース扱いにしよう!

ベルーナドームならモグラくらいいても許されるだろ!



思いがけず振り出しに戻った試合と、立ち上がり以外は黄金の輝きを取り戻した武内さん。その後は両軍ともチャンス乏しく、ゼロ行進で試合が進んでいきます。唯一ヒヤッとしたのは5回表に折れたバットが武内さんを襲った場面くらい。「あぁ!もう負けでいいから武内さんには当たらないでくれ!」「西武が負けても誰も困らないが武内さんが怪我すれば球界の損失!」「25歳になったらすぐポスティングにかけるからそれまで耐えてくれ武内さん!」というライオンズファンの祈りが届いたか、武内さんは華麗にバットをかわしてくれました。ふぅー危ない、危ない。大事なツボを預かっているときってこんな気持ちなんでしょうね。あるべき場所に返すまで壊れないでくれよ…と震えが来るようです。

その後、8回途中まで武内さんが見事なピッチングを見せると、あとを受け継いだヤンさん、アブレイユさんという「勝ちパ」の投手たちもしっかりとゼロを並べて、試合は延長戦に突入します。雨にも負けず、ハムにも負けず、味方にも負けず、素晴らしい戦いぶりです。オールスター軍団を相手に延長戦まで持ち込んだのであれば、これは十分にプロフェッショナル野球団と胸を張っていいところでしょう。開催地のお客さまたち、とりわけライオンズを見に来た物好きな少年たちにとっても素晴らしい思い出になったのではないでしょうか。いつか大きくなったらベルーナドームにも来てくれたら嬉しいなと思います。新秋津から秋津への乗り換えができる立派な大人になってくださいね。そして、西武鉄道(※まだあれば)に入社して「どこもかしこもちょっとだけ外を歩く乗換になるの何故なの?」って聞いてみてくれたら嬉しいですね。

↓武内さんのあとを引き継いだヤンさんのパフォーマンスも見ものでした!

地方の皆さん、これがヤン選手のパフォーマンス「ラ・センテンシア99」です!

これを見られたら大満足ですよね!

大満足してもらわないと困りますよ!

試合後半の出し物はほかにナイです!


十分に頑張った…そんな満足感のなかで迎えた延長10回裏、ライオンズはよもやのチャンスを迎えていました。四球⇒送りバント⇒四球(申告敬遠)⇒三振で二死一・二塁とした場面、打席に入った滝澤夏央さんはレフト前に浅いヒットを放ちます。前進守備のレフトは早くも捕球体制に入ります。そのとき二塁走者は三塁に到達するかしないかといったところ。もちろんここはストップ…と思った刹那、ライオンズのサードコーチに入っている阿部真宏内野守備走塁コーチは、「俺がプロの走塁コーチだ!」という強い自負を胸に、右腕をブン回しています。

レフト前に打球が飛んだ関係で二塁走者は最後まで打球を目で追うことができません。二塁走者はプロの走塁コーチの判断に全権を委ね、猛然と加速しながら三塁ベースを蹴りました。と、同時に阿部真宏内野守備走塁コーチは先ほどまでブン回していた腕を大きく広げて「止まれ!」とやり始めたのです。二塁走者は慌ててストップすると三塁ベースへと戻ります。しかし、その動きをプロの外野手は見逃してくれませんでした。レフトからサードにボールが返ってくると、飛び出していた走者にすかさずタッチ。あわやサヨナラの場面が一転して無得点でチェンジとなったのでした。

↓壊れた信号機が途中で直ったら走者が死んだ!


そのあとに広がる地獄絵図はまさに暗黒球団の面目躍如といった名場面でした。三塁付近で正座をして愕然とする走者と、そこに歩み寄る阿部真宏内野守備走塁コーチ。歩み寄って肩でも叩いたら「今の謝れよ!」くらい言ってやろうと思っていたら、何と阿部真宏内野守備走塁コーチは途中で踵を返してプイッとベンチに引きあげていったではありませんか。これには走者も「は!?」と一瞥しないわけにはいかないでしょう。見ているコチラも「行かねーのかよ!」「何自分の歩み寄りにも途中でストップかけてるんだ!」「行くなら行け!ていうか行け!」ってなりましたから。これならいっそ壊れた信号機のままでいてもらったほうがよかったかもしれませんよね。途中で止まるほうが精神的ダメージが大きいわけですから。

もしかしてライオンズはリアル人狼ゲームか何かでもやっているのでしょうか。球団のなかに何人か人狼が紛れ込んでいて、それをひとりずつ追放していって人狼がゼロになったら球団が立ち直るみたいなゲームか何かを。なるほど、裏でそういう地獄ゲームが展開されているのなら、「初手で稼頭央いっとくか?」「そこが人狼だったら最悪だからな」「うむ、とりあえず追放しよう」みたいなパニック判断になってしまう流れもあるかもしれませんよね。本人も「自分が悪い」ってずっと言ってましたもんね。人狼ゲームでも「私が人狼です」って言い出したら、実態がどうであれ追放しますからね。ちょっとこれは次の投票では阿部真宏内野守備走塁コーチは有力候補かもしれませんね!

↓ちなみに、このコーチがどんな方なのかいまだによくわかっておりません!

現役時代に味方としての思い入れがほぼナイですからね!

本当に味方なのかもよくわからない!


「一年に数えるほどしかない地方開催で痛恨の勝ち損ね…」「それでも12回表を抑えて引き分け確定…」「負けなかっただけヨシ…」と思って迎えた12回裏、ライオンズには地元ファンからの熱い祈りが追い風となって届きました。あろうことか二死一・二塁というサヨナラのチャンスを築き、打席にはこの日が加入初戦となる松原聖弥さんを迎えたのです。

松原さんは元ライオンズの若林楽人さんとのトレードで先日ライオンズに移籍してきたばかりの選手。ライオンズ側には若林さんの将来性に期待をかけていたファンも多く、一部ではこのトレードに対して心ない言葉も向けられていました。そういう拗れた感情も「勝利」と「活躍」があれば解きほぐされるのがスポーツの爽やかなところ。「ライオンズの一員になれ…」と神様が言っているかのようなシチュエーションに松原さんは燃えました。

4球目のシンカーをとらえると、打球は前進守備のレフトの頭を超え、手作りのバナーを持つライオンズファンのもとへ一直線。頭を超えた、勝った、サヨナラだ、そう思いました。確かに打球は外野の頭を超えました。前進守備の外野の頭を超えたのです。頭の向こう側に伸ばしたグラブまでは超えませんでしたが…!

↓何という打球判断!トップスピードで落下点まで一直線!ウチのコーチとは大違い!


ある意味で松原さんがライオンズの一員になった気がしました!

「勝てない集団」ってこういう感じですよね!

ようこそ暗黒球団ライオンズへ!



延長12回裏ですので、ファイターズ側が指名打者を解除して守備固めに五十幡亮汰さんを投入するのは当然の采配かもしれませんが、そこにボールが飛んでネンイチレベルのスーパープレイが出るあたりは、さすが暗黒球団ライオンズだなと頷くばかり。10回裏に同じ当たりが出ていれば捕球されることもなく、信号機が壊れることも途中で直ることもなく、阿部真宏内野守備走塁コーチがプイッとベンチに帰っていく姿が記録されることもなかったのに、暗部をさらけ出したうえで相手球団を輝かせるとは、まさに「光と闇」の関係と言ったところ。闇があってこそ光は眩しく輝くのですね。

暗黒球団が今のファイターズのように明るい表舞台に返り咲く日はやって来るのでしょうか。その成否はもしかしたら、この先の人狼ゲームの展開にかかっているのかもしれません。何人の人狼が紛れ込んでいるのかは正直わかりませんが、議論を重ねて的確に追放していくことができたら、村に平和が戻るはず。議論と追放にもそれなりに時間がかかるので、毎夜ひとりずつくらいのペースでテンポよくいきたいもの。残りのシーズンを人狼追放に捧げることで、来季は平和になった村で開幕を迎えられるといいですね。次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名と、その次の指名を決めて投票の機会を待ちたいと思います!

↓僕の意見では、若林さんは村人だったと思いますね!

「ゲームマスターの後藤です」
「埼玉西武ジンロウズの第三夜」
「第一夜では松井稼頭央監督を」
「第二夜では若林楽人選手を」
「それぞれ追放してまいりました」
「しかしまだ村は救われておりません」
「今夜の追放者を投票してください」
「ハイ、私は阿部真宏コーチに投票します」
「シンプルに人狼だと思うからです」
「僕は赤田将吾コーチに投票します」
「山川と談笑していたので人狼です」
「私は嶋重宣コーチに投票します」
「広島から呼ばれないので人狼です」
「僕は高山久コーチに投票します」
「村人ではなくスカウトだと思います」
「私は後藤オーナーに投票します」
「株主総会で村人だと言い張っていて」
「逆にアヤしかったので人狼です」
「ゲームマスターは指名できませんよ」
「では投票先を変えます」
「えーと、名前が出て来ません」
「名前が出て来ないコーチです」
「現役時代も思い出せないコーチです」
「自分では出来なそうなコーチです」
「他球団にも呼ばれないコーチです」
「そのコーチに投票します!」
「候補が多過ぎます絞ってください」
「あーーーじゃあもう平尾でいいです!」
「平尾コーチに投票します!」
「その方はもう追放済みですよ」

一日1票じゃゲームが終わらない!

一日5票ずつ入れるシステムでお願いします!



通常人狼は3匹程度なんですが、村人が3名とかのバランスな気がします!

西武ホールディングスの株主総会が野球の話題で荒れるのはむしろ経営陣としては歓迎で、野球こそ最大の総会対策だと実感した件。

08:00
株主総会対策として野球は有効でした!

昨今、巷でまことしやかにささやかれていた「西武ホールディングスは6月21日の株主総会に向けて松井監督を休養させるなどテコ入れを行なった」という噂の件、アレはデマだと確信しました。西武ホールディングスはそんなこと気にもしていませんし、実態としては「荒れても荒れなくてもどっちでもいい」というのが本心だったのだと理解しました。

6月21日、株主総会当日。「株価が下がらずに配当金と優待さえもらえればあとはどうでもいい」という正直な気持ちで毎年株主総会をサボってきた零細株主様である僕は、今年は一言言ってやらねばならぬと奮い立っていました。その結果、前日は目がランランとしてよく眠れず、寝坊しました。起きたらすでに株主総会が始まる時間。ダッシュで向かえば閉会までに間に合うのではないかという気もしましたが、あいにく会場は所沢です。

「所沢か、めんどくさ」

一言言ってやるのはほかの株主様に委任して、今年はオンライン総会で見守ることにした僕。今さらながらに思いましたよね。「やっぱ所沢に通うのめんどくせぇな」と。遊びに行くつもりだからウキウキして行けるだけで、ビジネスだと思ったら気が滅入りますね。道中楽しくないし。机が古くて設備がボロい郊外にあるオフィスと、キラキラしたドラマみたいな都心にあるオフィスとがあったら、給料同じくらいなら絶対にキラキラしたほうがいいですからね。倍でも迷いますからね。3倍は払わないと選手もいなくなっちゃいますよね。よほどの無頓着以外は。

↓株主のみんな頑張れ!僕はオンラインで議決権を行使します!


定刻通り10時に始まった総会。まずはキレイな言葉で今後は「不動産転がしビジネス」に軸足を置くことを宣言した映像などを見守り、その後の質疑応答に備える株主たち。各セグメントの収益やらを見ていくと、都市交通・沿線事業が1488億円、ホテル・レジャー事業が2292億円、不動産事業が790億円、そして埼玉西武ライオンズ関連も計上される「その他」のセグメントは437億円だったとのこと。全体の10%にも満たない部分についてこんなに皆でキーキー言って待ち構えているなんて、何だかちょっと滑稽な気分になってきます。

西武側は西武側で不動産転がしの話をキレイにアピールすることに全集中で、対処すべき課題として挙げた4項目には野球のヤの字も出てきません。ようやく野球らしい要素が出てきたのは、VTRの最後のシメで「今後もご指導ご鞭撻をよろしくお願いします」のくだりにライオンズ選手の打撃とガッツポーズが出てきたところくらい。もうこの時点で「今後ライオンズを核として沿線を開発し…」みたいな構想はそもそもないことがビンビンに伝わってきますよね。ハリー・ポッターの話はたくさんありましたけど。

その後、零細株主が反対したところで覆る見込みのない議案が西武側より提示されます。内容は配当金の額の件、取締役の選任の件、取締役の報酬を増額する件です。建前としてはこれらの議案について決議をする会のはずなのですが、質疑応答の時間はまったく議案とも審議とも関係がない感じで野球・野球・野球です。ひとりにつき2問までと制限して同じ話ばっかりがつづかないように仕切っているのに、次から次へと現れる野球株主たち。立憲民主党は「批判ばかり」と非難されていますが、我が方の株主は「野球ばかり」であります!

(※以下、おおまかな質問と回答)

●質問者1【鉄道関連】:「西武HDはやはり鉄道を基盤とした会社であり、花形事業は新線の開発、駅の開発、駅前の開発だと思っている。西武鉄道はそのような計画を持っているか。多摩モノレールに参加できないかまた、西武鉄道の貨物輸送はどうなったか」

【回答】
・多摩モノレールについてお答えする立場にはないが、機会があれば検討する
・貨物の輸送に関しては、今年4月から「BOPISTA(ボピスタ)」という買ったものを駅のスマートロッカーで受け取るサービスを開始した。このサービスを活用して沿線価値を高めていく

【株主としての感想】
・ボピスタはクックパッドの冷蔵庫みたいな末路をたどりそう


●質問者2【野球関連】:「昨年流出した山川はタンパリングが疑われている。元同僚の浅村は『アグー、ソフトバンク行くってよ』と発言している。もろタンパリングだと思う。追及してNPBに訴えることをしないのか。しないままだったら情けない。2点目、非常に弱いという部分も言いたいがそれはおさえて、3月のOB戦で清原和博と松坂大輔の名前がないのはオカシイと思った。残念だった。ふたりを呼ばなかった経緯を知りたい。コンプライアンスの問題は理解できるが、いい加減に許せよ(と思う)」

【回答】
・温かいご声援ありがとうございます
・ご期待に沿えず申し訳ないと思っている
・タンパリングの事実は確認していないので追及することは考えていない
・ライオンズの選手であることの誇りや喜びを感じてもらえるよう、環境を整えている。長く活躍する選手を育てていきたい
・OB戦の参加選手はしっかり人選している。今後の人選は今の意見も含めてしっかり公表できるようにする

【株主としての感想】
・次回は清原さんを呼びそうな気配と松坂さんは来なそうな気配を感じた


●質問者3【野球関連】:「球団の首脳陣があえて伏せている情報を選手と個人的につながりがある支援者がSNSに公開している。情報のガバナンスが効いていないのではないか。そういった支援者とつながること自体がリスクではないか。意見を聞きたい。もうひとつ、昨年特大の事件があったが、どれぐらい損失があり、その損失を不法行為をした選手に損害賠償請求するつもりはあるか

【回答】
・日頃から研修と教育を通じて情報管理を徹底している
・しかし、一部情報が漏れていることも事実であるので、もう一度情報管理を徹底していく
・不法行為をした選手について、所属期間中は無制限の公式戦出場停止の処分を課していたが、その後FA制度で他球団に移籍した
・その間、外部の有識者とも相談しながら対応してきた
・不法行為について(損害賠償請求は)考えていない

【株主としての感想】
・訴えたら逆に訴えられそう



●質問者4【安全関連】:「東村山駅周辺で高架工事を行なっているが工事関係者が危険な行為をしている。自転車専用レーンに駐車したり、自転車通行が許されていない歩道を右側通行し、車両のギリギリを通過している。後藤会長が社長時代にも質問したが、対処しますということだったが対処されていない。西山社長の考えを聞きたい。また、所沢駅で始発に乗っても東京駅6時発の新幹線に乗れない。あと5分か10分早ければ乗れるのに何故工夫をしないのか。(路線の)価値を上げてほしい」

【回答】
・沿線の株主様にご迷惑をお掛けして申し訳ない
・改めて周知徹底していく
・ダイヤに関しては特急列車および座席指定列車の増発や時刻変更を行なうなどコロナ禍前の運行に戻している
・ただいまの意見は貴重なご意見として参考にさせていただく
・(西山社長より)安全安心についてはグループを挙げて全力で取り組んでいく

【株主としての感想】
・所沢を始発で出て6時の新幹線に乗るより前の日の新幹線に乗って一泊したほうがいいと思う


●質問者5【事業関連】:「今の事業モデルはバブル期にコケているし、コロナ禍でも大損害を負った。この事業モデルをつづけるなら別のことをやったほうがいいのではないか。M&Aでファミリーマートや良品計画を統合するなど。最近小田急の中古車両を入れたりしているが、近江鉄道や伊豆箱根鉄道では古い車両がある。新車でも新古車両でもいいので仕入れてメンテナンスコストを下げてはどうか。あとライオンズも選手の3分の2くらいを引き留められないか。あと新宿駅に接続できないか」

【回答】
・まとめてご回答する
・我々の強みは1億平米を超える土地。9月開業のエミテラス所沢をはじめ、都心や軽井沢をしっかり開発していく。沿線価値の向上にも努めていく
・設備投資は不動産再開発が中心となるが土地交通沿線事業にも投資していく
・そういったことをしながら新規事業にも取り組みたい
・グループとしてCO2排出ゼロを目指しているので、西武鉄道をはじめ省エネに取り組んでいく

【株主としての感想】
・ライオンズの選手を引き留めろという要求はスルーされた
・新宿駅に接続する話もスルーされた
・ちょっとよくわからなかった


●質問者6【野球関連】:「今年も残念な結果がつづいて悲しい気持ちでいっぱいであります。ライオンズのOBでなくても勝てる監督を選んでほしい。OBよりも勝てることにこだわってほしい。お願いします」(会場拍手)

【回答】
・温かいご声援誠にありがとうございます
・球団内で議論を重ねて、現状をよく把握している渡辺GMに監督代行をお願いした
・シーズン中であるのでまずはこの布陣でしっかり上位を目指して、執念を持って戦っていく
・ご意見をしっかりと受け止めて勝てるチームを作っていく

【株主としての感想】
・監督云々の問題ではないと思う


●質問者7【野球関連】:「西武ドームについて、優待券をいただくのでお友だちと見に行く。駅から近いのはいい。選手が間近に見られるのもいい。ただ、夏は暑くて行けない、冬は寒過ぎるという意見がある。海外の有名なアーティストも来るが、電車の数が(少なくて)行くのに困る。10キロ離れたお友だちは自転車で行くという事象が発生している。あとトイレが少ない。トイレを1時間待っていてコンサートが始まってしまった。今後の改修について聞きたい」

【回答】
・ご利用ありがとうございます
・暑さ寒さ対策いろいろやっているがなかなか改善できない、改善に努めていく
・トイレは改修のときにしっかり整備したが、数についても今後のご意見として承る

【株主としての感想】
・チャリで10キロ行くお友だちの根性もすごいが、暑さ寒さはそれを上回るという絶望



●質問者8【優待関連】:「先日カドカワの総会にも参加して、山田うどんなど地元企業で所沢に人を集められないか、コラボイベントができないかと発言した。所沢市ではふるさと納税を再開し、そのなかに西武ドームでの始球式や遊園地パスなどアイディアを募っているということだった。西武HDは体験型のイベントには事欠かない企業だと思うので地域活性に寄与してほしい。以上を踏まえて、何かふるさと納税で楽しそうなことはできないか。選手の握手会とかバックヤードツアーなど。あと、株主優待を使うとき紙を使っているので一般の方と並ばなければならない。ファストパスなど株主を優先してほしい

【回答】
・これまでも沿線価値を高める取り組みをしてきたが、西武鉄道だけでなく地域の自治体や企業・大学をはじめとして地域の商店街や関係者と連携を深めてどんな魅力を出せるか話を始めている
・ふるさと納税の案はいろいろあり、ここでは差し控えるが街の魅力を高めていくアイディアを考えている

・一昨年よりライオンズの株主優待はインターネットで使えるようにしたほか、優待対象施設にグランドプリンスホテル大阪を加えるなど工夫をしている
・紙の優待を希望される方も電子化を望む方もいるので参考にしていく

【株主としての感想】
・西武ゆうえんちにファストパスはいらないと思う(ガラガラだから)
・あと苦情の原因だと思われる西武園通貨(買うまでの行列が苦行)はもう廃止されているので大丈夫ですよ


●質問者9【鉄道関連】:「関西の私鉄サービスは関東の施設サービスを凌駕している。関西のいいところを取り入れる気はないか。阪急は車内の広告が少ない。阪急の美観は優れている。窓にステッカーがあると視界が阻害される」

【回答】
・ご利用いただきありがとうございます
・日頃から事業者同士で情報交換をして取り入れられるものは取り入れている
・いただいたご意見は参考にし、より一層他社の動向に注視する

【株主としての感想】
・西武鉄道は十分に広告少ないのでは?自社広告ばっかりだし


●質問者10【座席の向き関連】:「特急ラビューについて。池袋を出て飯能で折り返すとどうしても(スイッチバックで)座席が反対向きになる。逆に秩父から出るときは飯能に合わせて逆向きにセットされている。以前東飯能への短絡線という話も聞いたことがあるが、秩父線内を前を向いて乗りたい。以前あった西武新宿からの特急だと所沢と飯能で2回スイッチバックするので秩父では前を向いて気持ちよく乗れる。一往復でも二往復でもいいので西武新宿発の秩父行き特急を走らせてほしい。あと西武ライオンズは何十周年というときに必ず優勝している。2028年の創立50周年に向けてチカラをつけてほしい

【回答】
・(座席の向きについては)いつも課題に思っているが機会があれば改善したい
・飯能の短絡線の用地はあるが整備は考えていない
・新宿線のダイヤも可能性を追求していくが、今現在においては難しい

・今シーズンも上を目指して戦っていくが、50周年も視野に入れている。勝てるチーム作りを行なっていく
・根拠を持った選手の発掘と育成の仕組みを確立していく

【株主としての感想】
・池袋を出るとき後ろ向きに発車するようにすれば解決しそう


●質問者11【野球関連】:「エミテラスの開業を控えているが周辺道路が片側1車線である。駐車場への誘導について配慮していただきたい。また、私はライオンズのファンなので今シーズンの厳しい状況を見て、いろいろな記事を見ていくと、チームが緩いんではないか、キャンプが短いんではないか、コーチがOBの上と下の入れ替えだけで外部の血が入っていないのでそれが緩さのひとつではないか。お金がないのではないかと例年言われているがその辺りはどうなのか。興行としてお客さんが入るかどうかということがあるが、イベントをやればお客が来るということではなく、勝つことが最大のファンサービスであり集客につながると思う。チケットサイトを見ると休日でも空きが十分にある。改善されるようにチームを根本的に立て直してほしい。後藤オーナーはライオンズが西武の顔であり、バックアップをすると言っていただいているがときどきハテナが出るときがある。引きつづきライオンズにチカラを注いでほしい」(会場拍手)

【回答】
・エミテラスは順調に推移しており、いい形で9月の開業を迎えたい
・地元の方との意見交換も継続的に行っており、渋滞問題は大きな課題となっている
・渋滞がないということはないと思われるが、渋滞の問題を極小化できるように駐車場との連携やアンダーパスなど考えている
・最重要事項として受け止めていく
・いい形で開業を迎えられるよう引きつづきご支援をいただきたい

・ご心配をお掛けして申し訳ない
・強化ポイントをしっかり見極め、あらゆる可能性を配慮せず、株主様のご意見を承ってしっかりやっていく
・(以下、後藤会長より)昨シーズンは5位、今シーズンは最下位、大変厳しい状況でオーナーとして責任を痛感している
・過去にもいろいろ危機があったが、とりわけ2007年はスカウト問題で非常に厳しい状況だった
・そうした状況を踏まえて改革委員会を設立し、より強いチーム、地域に密着したチーム作りに取り組んできた(以下、2008年に日本一になるまでの思い出話いろいろ)
・2008年日本一になった際は、(片栗中中ほか)若手の大活躍があった。もう一回大々的な改革をしっかりとやって常勝軍団を取り戻す、私も先頭に立って取り組んでいく(会場拍手)

【株主としての感想】
・サポーターミーティングみたいになってきた


●質問者12【再開発関連】:「紀尾井町を売却して、芝公園と高輪を再開発するという。いいと思うが、高輪には貴重な庭園が緑が遺されている。このあたりの協調性についてうかがいたい」

【回答】
・品川エリアの再開発では緑が重要コンセプトの筆頭だと思っている
・品川駅を降りて西口に降りれば真っ先に見えてくる広大な緑の空間を歴史的にも承継していく
・いい緑地空間を歴史的建造物とともに作っていく

【株主としての感想】
・野球でも鉄道でもない再開発担当の役員さんはシゴデキな感じがする



どうでしょうか、質問数としても全体の約半分を占め、質疑応答の時間で言えばさらに大きな割合を占める野球関連の盛り上がりは。全体の10%にも及ばないセグメントの話で、西武ホールディングス株主総会の大半は消費されていくのです。極論、より熱っぽく、演説みたいにライオンズの話をすれば12人の質問者に機会があったものを10人・8人と減らしていくことだってできそうでしょう。もし球団関連で総会が荒れたとしても、それはむしろ願ったり叶ったりというか、極論「遊びそのもの(※球団経営の部分ではなく)」の話で総会をやり過ごせるのなら経営陣としては大歓迎です。これなら昔ながらの総会屋が経営陣に詰め寄ったとしても、ほかの野球株主から「うるせー!黙れ!」「経営のことなどどうでもいい!」「そんなことより山川のタンパリングの話が先だ!」と総会屋排除に動いてくれそうですよね。

株主でありながら例年真剣に総会に参加してこなかった身として言うのもアレですが、株主様っていいなと改めて思いました。同じ話を社員が社長に言いに行くのはとてもとても大変そうですが(そして話を聞いてくれなそうだが)、株主様となれば直接言ってやることができるのですから。僕も次回こそは総会に参加しまして、「寮がキレイ過ぎて若手が貪欲さを失ったのではないか」「電気のスイッチが紐で洗濯機が外に置いてある感じでないと野球は上手くならない」「あと壁に脱走防止用のトゲトゲがあるといい」「ネコ科つながりでいなば食品に身売りしてはどうか」「あの寮がライオンズには必要だと思う」とか言ってみようと思います。経営なんてどうでもいい立場で参加する株主総会、楽しそうですね。

株価が現状程度を保って、配当が累進増配して、株主優待が現状程度あれば永久に株を保有したいと思っておりますので、ぜひ経営陣の皆さんには経営を頑張っていただければと思います。最終的には、経営さえ上手くいけばお金がふんだんに使えて、「キラキラしてない職場だけど、お金が3倍もらえるなら我慢しよう」って話にもなると思いますので。大増配ウハウハ議案を採決する前祝いで野球の話をするだけの総会とか、早く来るといいですね!1株当たりの配当は200円を希望します!

↓なお、総会後の試合は暗黒臭漂う0-2敗戦でした!


点は取れないわ!森さんには打たれるわ!

監督代行が「キャンプでも大してやってない」とかいらぬ不協和音引き起こすわ!

夢の100敗が現実となって近づいてきました!


いち株主様の私見として、創立50周年に立て直しは間に合わないと思います!

北海道日本ハムファイターズによる球宴ファン投票席巻は「民意」の表れなので、埼玉西武マダックス民としても普通に支持しますの巻。

08:00
これが「民意」だ!

プロ野球11球団と草野球1球団のファンの皆さま、こんにちは。いよいよ年に一度のお楽しみ、ゴルフで言うところのプロアマトーナメントみたいな「プロと草野球とが一緒になって束の間の同列気分で楽しめるイベント」、マイナビオールスターゲーム2024が迫ってまいりました。埼玉西武マダックス勢も夢の舞台を前に「今年勝った気分で終われるイベントはこれが最初で最後だぞ」と胸躍らせていることでしょう。

しかし、6月18日時点まででWEB投票213万7989枚、用紙投票34万816枚、総有効得票数4064万7056票の清き投票によって推されている顔ぶれを前に、例年のごとくプロ野球ファンはザワついています。パ・リーグではDHを除く全ポジションで北海道日本ハムファイターズの選手たちが第1位に推されているという、なかなかに偏った投票具合となっているからです。

↓全体最多得票の万波中正さんは17年ぶりに100万票の大台に到達!

万波さんは大谷翔平さんの投票数と海を越えて競り合ってみてくださいね!

逆にDH部門でポツンと埼玉西武マダックスが1位に粘っていて恐縮です!



この結果に対するさまざまな声。SNSでは一部心ない輩からの「フレッシュオールスターと間違えてるだろ」「組織票とかオールスターの醍醐味崩し過ぎ」「個サポ(笑)」などの罵詈雑言の数々。なるほど、あなたの思うオールスターと現在の結果は違っているわけですね。希望に沿わないわけですね。その心中はお察しします。

しかし、

だがしかし、

これは「民意」です。

数百万の積み重なった「民意」です。

「民意」は何よりも重いものです。

あらかじめ規定が定められており、その規定に則って投票されているのであるならば、その民意は尊重されなければなりません。どうやら一部で「ひとりで7000票入れた」と主張する人(※真偽不明)がいるようなので、それに対する非難があるのかもしれませんが、そもそもひとり1票と決められているわけでもない複数投票アリアリの総選挙システムでやっているわけであり、かつ「※不自然な投票については日本野球機構が調査を行い、不正投票だと判断した場合には、投票は無効とする」との但し書きもあるわけですので、運営側が認めるのであればひとりで7000票投票しようが100万票投票しようが何の問題もありません。よしんばその「ひとりで7000票」が本当の話であったとしても、その7000票を排除したとしても順位は逆転しないのですから、現状の結果には何の変化もありません。

たとえ全ポジションを1球団が独占しようが、それが草野球団の選手であろうが、規定のシステムに則って投票され、運営側が不自然な点ナシと認めた投票結果は、受け入れなければならないでしょう。文句があるのなら「ルールを先に変えるべき」であると僕は日ハム側の心情に立って代弁したいと思います。僕個人の主義主張としては「ルール至上主義」には反対の立場ですが、日ハム案件に対してはこのような主張もしてしかるべきでしょう。

野球の本家であるアメリカでは厳格に守られているわけでもなく、誰も損をするわけでもない、むしろお客にとっては得でさえある、実質的に形骸化して何を守るためのルールかもわからない「バックストップの距離は18メートル」なる謎ルールを盾に寄付名目の「罰金」3億円を払わされた球団からすれば、「ルール通りですが今度は何か?」と思って当然の場面ですので。思い描く理想の世界を優先して物事を柔軟に判断するのか、今あるルールを優先して物事を杓子定規に判断するのか、せめてその軸足だけでも定めないといけないですよね。

↓僕はこの件は「お詫びシャウエッセン」で済ましてよかったと思いますけどね!

私は間違えた、あなたは気づかなかった、ごめんなさい!

もう建てちゃった、でも誰も困らないですよね、これでカンベン!

自分たちで決めたルールなんですから、「お詫びシャウエッセン」で済ませることもできたはずです!



こうした偏りのある結果を前にしたとき、いろいろな意見が出てきます。しかし、それらの意見は往々にして有効ではなく、多分に的外れです。「詳しい人に投票させろ」「せめて12球団の試合を見ている人に投票権与えてほしい」などと有識者投票的なものを求める声もありますが、それは年度末のゴールデン・グラブ賞(※記者投票)への不平不満批判やらを見れば根本的な解決策にならないのは明らかです。どれだけ詳しそうな人を集めたとしても、「明らかにコイツおかしい(と俺は思う)」は混ざってきます。競馬の年度代表馬の投票などでも「何でお前そうなるんだよ(と俺は思う)」「いくら何でもそれはない(と俺は思う)」「(俺は)理解に苦しむ」で毎年のように議論が起きます。所詮、他人の意見は他人の意見、です。全員が納得することなどあり得ません。

何らかの野球能力指標的なものを基準にすべきという声もありますが、それはまったく別口の案件です。個人タイトルなどがまさに「指標で選出」する仕組みなわけですが、指標とスターは必ずしも一致しないはずです。スターというのはファンの感情が決めるものです。成績が芳しくなくても、この選手が見たいんだという想いが「スター」を決めるのです。それを汲み取った「オールスター」というイベントをやるのならば、ファンの声を反映するのが当たり前であり、それこそがこのイベントの「コンセプト」です。指標で決まるものを見たいわけではない。むしろ、指標で決まらないものを見るためのイベントなのですから、指標を基準にするのは根本から話が違います。少なくても「第一優先」の基準にするべきではない。

「人気投票」をやるべきイベントで、

「人気投票」をやって何が悪いのか。

エスコンフィールドでやるオールスターで、日ハムの選手が躍動する姿を見たいと思う人がいること、例年よりもそういう気持ちが高まる人がいること、何の不思議もありません。大いに納得です。その通りだと思います。それが野球ファンの多くの人の気持ちであり、とりわけ日ハムファンにとってはそうなのでしょう。例年より熱心に投票もするでしょうし、例年なら参加賞気分で一回で終えるものを毎日頑張ったりもするでしょう。自分で投票したときのことを考えても、同じくらい見たい候補者が複数いたら「今年はエスコン開催記念でハムかな」と思いましたので。そういった心の動きを組織票とは呼びません。「人気」と呼ぶのです。

もし納得がいかない、自分の考えは違うというのであれば、それを「民意」として示すべきです。SNS上の声(という名の罵詈雑言)ではなく規定に則った「投票」によって。●●総選挙的に誰か強い想いを抱く人の「ひとり7000票」が認められる世界なのであれば、ひとり1万票でも2万票でも投じて「民意」を覆すべきです。現状のルールを杓子定規に守る世界を考えたとしても、思い描く理想のために柔軟に対応する世界を考えたとしても、民主主義の国に生きる我々としてはそれしか答えはないはずです。「投票」で決める、これ以上の仕組みを我々はまだ思いついていないのですから。

かつて、川崎憲次郎さんが一軍登板なしの状態でオールスターファン投票1位となり、最終的に出場を辞退したことがありました。ネット掲示板での遊び(悪ふざけ)が発端で、投票用プログラムを用いて1台のパソコンから半日で1000票ものペースで投票がされたのだと言います。そのケースは「ファンの熱意」を機械のチカラで歪ませる行為ですので僕も反対ですが、その苦い経験を踏まえて、現在は投票も「WEB投票は会員制で一日1回投票まで」と制限し、一定の出場回数を求める選出基準も設けられました。今も何らかの不正があるのだとしても当時のようにお気軽にズドンとはいきませんし、もしも投票用紙をひとりで7000枚記入する熱意がある人がいるのなら、「反映してあげなさい」と僕は思います。熱意が反映されることは悪ではありません。

↓バンテリンドーム開催の2023年は阪神がファンのアレによって全9部門で1位でしたしね!



開催地だからって熱意があるわけじゃないんですよ!?

人気と熱意と盛り上がりが投票結果に反映されて何が悪い!



まぁ、嫉妬・羨望・暗黒臭からちょっと強い口調になってしまったかもしれませんが、オールスターなんですから評価や指標とかけ離れた結果が出てこそ面白いというものです。評価や指標だけで判断すれば生まれない幻の対決や、苦労人の夢舞台といったものを作れるのも、ファンの「民意」が決め手となるからこそです。「見たいものを見られる」仕組みにどうしてファンの側が不満を持ちましょうや。今回はご不満のあなたも、次は自分だけが見たいものを見られる番かもしれませんしね。

どうぞ日本ハムファンの皆さんはどんどん投票してオールスターを盛り上げていただければと思いますし、僕も及ばずながら応援できればと思います。そんなことですので、しばらくファン投票でどうこうなりそうな選手がいなくなりそうな埼玉西武マダックスについても、数年内に本拠地開催(※地方球場開催扱いという説もあるが)があるものと見込まれますので、その際はぜひ民意のご支援をお願いできればと思います。評価と指標だけで判断したら「ひとりも値する選手がいない(※流出・引退を含む)」って可能性もゼロじゃないですからね!


選手間投票・監督推薦だとリアルに引っ掛からないかもしれませんので!

交流戦4勝14敗フィニッシュでようやく現実を受け入れた埼玉西武ライオンズ界隈、ここからが暗黒エンジョイ球団を目指す修行の巻。

08:00
交流戦と言うよりはお詫び行脚みたいでした!

セ・リーグ各球団の皆さま、このたびは埼玉西武ライオンズがご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。一部残試合がありつつも一応の決着を迎えた2024年のプロ野球セ・パ交流戦にて我が埼玉西武ライオンズは4勝14敗の敗率.778 とし、昨年をさらに超える歴史的な大敗を記録いたしました。過去最高敗率である2015年横浜の3勝14敗1分(.824)にはわずかに及びませんでしたが「セ・リーグを驚かせる」には十分な戦いぶりだったことでしょう。

その結果、セ・リーグ側への混乱を引き起こしてしまったのは、我々としても大変心苦しく思うところであります。弱いぞ弱いぞと事前にハッキリお伝えしたつもりではいましたが、さすがにそれが自虐ではなくリアル注意喚起だと思ってもらうのは無理があったかもしれません(※一応プロを名乗っているので)。その結果、セ・リーグ各球団は西武相手に「裏を読んで」表ローテをぶつけてしまうという無駄遣いをしてしまい、結果として楽天の交流戦優勝をアシストする格好とさせてしまいました。

「間違って西武に表ローテぶつけちゃった」「ブルペンデーで十分だった」「これ3連勝しなきゃダメだったヤツじゃん」という憤りの声に対して、セ・リーグ側の不勉強であるとは思いつつも申し訳ない気持ちでいっぱいです。特に最初の対戦相手となった中日ドラゴンズさま(愛称兼蔑称チュニドラ)に対しては、解任ブーストで目がバッキバキになった瞬間最大暴風によってあろうことか西武が勝ち越すという暴挙に及んでしまい、ご迷惑をお掛けいたしました。対戦順が違っていれば先発投手の病気離脱なども発生して我が方の1勝2敗とかでおさまったのではないかと思います。このあたりはサッカー天皇杯でもJリーグ首位チームが大学生に負けたりすることがありますので「出会い頭の事故」と思っていただければ幸いです。

また、お客さまにおかれましても、実質2軍みたいな編成でいっちょ前にお金を要求してしまい申し訳ございませんでした。我々ですら「ほほぉこうきたか…」「隣のカーミニークがよく似合う顔ぶれ…」「ライオンもゾウもキリンもいない動物園みたいな感じ…」と思うメンバーですので、皆さまが首を傾げるのもごもっともです。選手名鑑のどこに載ってるのか見つけるのもひと苦労ですよね。海外サッカーのチームがアジアツアーとかやって知らない日本のチーム相手に試合するときみたいな気分で、温かく見守っていただけますようお願いいたします。「知らないけど、頑張れよ!」と…。

皆さまからお寄せいただく率直な声の数々。

「源田しか知らない」
「松井稼頭央監督が見たかったなぁ…」
「え!?ウチを出されたA選手が4番?」
「え!?ウチを出されたB選手が4番?」
「打率1割台がズラリと並ぶ打線」
「0割台もまぁまぁいるな…」
「全員9番バッター」
「セのピッチャーよりスイングが鈍い」
「モイネロのほうがパンチありそう」
「スタメンのホームランが合計1本!?」
「知らない選手の代打に知らない選手」
「知らない代走と知らない守備緩め」
「打たないくせに守備も下手」
「相手のお株を奪うベイスボール」
「高校野球でもやらないプレー」
「育成段階って言うか仮免取得前って感じ」
「まだ教習所から出したらアカン選手や」
「送りバントで2塁から生還、とは?」
「本拠地の屋根でボールを見失う、とは?」
「松井稼頭央監督が見たかったなぁ…」
「2軍のほうが強いんじゃない?」
「2軍に元メジャーリーガーがいるんでしょ」
「あー、でも2軍も誰も知らないわ」
「全員入れ替えても話が通じる」
「西武ファンでも1軍と2軍間違えそう」
「そして2軍も普通に弱かった」
「それ以前に2軍は選手が足りてない」
「2軍に緊急補強が必要」
「ていうか3軍は普通に試合ができてない」
「選手の編成が困難で試合中止になってた」
「他球団に迷惑かける編成」
「1軍から3軍に応援に行かせろ」
「松井稼頭央監督が見たかったなぁ…」
「なんかゲームのチュートリアルみたい」
「何もしなくても勝手に勝ってる」
「知らないうちに勝手に勝ってる」
「あー、ノーノーしなきゃダメだったな」
「生涯最高のノーノーチャンスだった」
「真ん中投げてりゃ勝手に詰まる」
「落ちる球投げれば全員扇風機」
「初球は簡単に見逃して」
「何故かむずかしい球だけ打とうとする」
「そもそも球が前に飛んでこない」
「強振からのバントみたいな打球」
「独自の低反発球なのかな?」
「ウチは普通に打ってるから、違うかー」
「なんか、こう、違うんよ」
「ピリピリした緊張感がないと言うか」
「勝ったぞーって気分が薄い」
「ライオンズクリニックとか言い出したが」
「このクリニック逆に調子狂いそう」
「投げる方も打つ方も緩くなりそう」
「接待野球ってこんな感じなんだろうな」
「松井稼頭央監督が見たかったなぁ…」

皆さまのこうした声をしっかりと受け止めて来季に臨みたいと思います。

このたびは本当に申し訳ございませんでしたァッ!

↓各種の広告では松井監督が頑張っているんで勘弁してください!
P4022208

記念撮影もしていってくださいね!

来季は撤去されてると思いますんで!



迎えた交流戦の最終日、ライオンズは今日も弱かった。初回10球で横浜に先制を許したかと思えば、6回表にはホームランと「レフトがいらんダイビングキャッチを試みて後逸し、レフト前の打球で一塁走者が生還」という形で2失点。都合3点ビハインドで「負けたなー」と早々に客が帰り始めるなか、「温存しても投げさせる試合がないわ」という現実的な判断から勝ち試合用の救援投手いわゆる「勝ちパ」を惜しげもなく投入したライオンズは、最終的に5点ビハインド(!)で敗れました。

それでもまだ投げる方は見ていられる範囲で、打つ方は無抵抗主義でもやっているのかという具合の見ちゃおれん状態。ズラリと並んだ他球団では打席すらもらえそうにない1割台の打者たちは、相手先発の石田裕太郎さんに95球完封…いわゆるマダックスの達成を許しました。この交流戦のなかだけでも5試合目となる完封を前に思うのは、「交流戦でノーノーされなかったのだけはよかった」「ウチ視点というよりは野球界のためによかった」「ノーノーの価値が歪むから…」ということだけ。素晴らしい選手と素晴らしい選手の競り合いによって生まれる記録という価値、守っていきたいものですよね。ノーノー回避できてえらーい!

↓松井監督休養前は4完封で休養後は5完封と「ほぼ倍」にペースアップ!

監督休養後に怪我人が続出しているのは起用法の問題もありそうですね!

状態を見ながら起用するのは監督の采配の責任範囲!

「チャンスは作れている、あと1本」の日々が懐かしくなるチャンスすら作れない今!

ついに夢の100敗ペースに乗ってきました!



とまぁ、このような惨状ではありますが、今こそ「ピンチをチャンスに」の時節でしょう。ピンチがチャンスになるというのは、ピンチのときにしかできないことがあるからです。手をつけるのが面倒なこと、変化を嫌う勢力から反対されること、効果が証明できないから承認されない施策、そういったことが「座して死ぬよりはマシ」で実施可能となるからこそ、稀にピンチがチャンスとなって上昇気流に乗っていくのです。ライオンズにとっては今がそのとき。あらゆる施策を検討できる状況にあります。今なら何をやっても「ふざけてるのか」とは言われないでしょう。死を前にすると謎のツボとか買っても「あぁ…」って納得してもらえるみたいな感じで。

とにかく、今考えるべきことはここから5年くらいをどうやり過ごすかということです。ハッキリ言って現状は1年や2年でどうこうなる状態ではありません。ドラフトで連続してレギュラー級野手を引き当てつつ、外国籍選手の補強、現有戦力の素質をいっぱいまで引き出すせめてもの育成、先発投手陣の引き留めにすべて成功したとしても5年程度は立て直しにかかるでしょう。勝たないだろうことを前提に、どれだけエンターテインメントとして成立する興行をやっていけるか、そこを考えるべきです。強化はもちろん取り組むとして、それが出来上がるまでのつなぎ、メインディッシュが焼き上がるまでにつまめる前菜をどうやって用意するかが問われています。

つまり、「西武は弱かったけど、楽しかったね!」と言ってもらえるような運営が求められているのです。それには向こう5年は勝たないだろうという厳しい現状認識のもと、惨敗でもトントン勝ったら望外の喜び、そう思ってもらえるようなイベント作りをやってお客の目くらましをするしかありません。「キツネダンスが見られてよかった!」「相手の勝利だけど、花火が上がってキレイだった!」「敗戦後のミニライブがよかった!」「売店食べ放題券が5000円と聞いて食事に来ました!」「知らない選手だけどサインボールもらうとやっぱり嬉しいね!」「え!?負けたらタダ券くれるんですか!?じゃいつかは勝ち試合見られますね!」みたいな感想を引き出していきましょう。

そして、チーム自体は「弱いけど明るく前向きに頑張っている」感を出していきましょう。100敗くらいするのに毎度毎度辛気臭くうなだれてどうするものか。モデルケースとなるのは2012年から2015年にかけての横浜DeNAベイスターズです。中畑清監督のもと、積極的な補強と筒香嘉智さんや山康晃さんなど若き才能の発掘によって土台を整え、2016年以降はAクラスの常連となっていく「夜明け前」の時間をライオンズはこれから作っていくのです。成績は奮わなくてもスタジアムは満員御礼でファンは楽しそう、勝つための前段階として、そういう球団へとこれから変貌していくのです。

夜明け前の時間をあふれる笑顔と眩いカリスマで照らしてくれそうだった松井稼頭央監督を自ら手放してしまったのは愚かな判断でしたが、やってしまったことは仕方ありません。キヨシのように勝っても負けても明るく振る舞い、怒れるファンを上手になだめすかす弁士を起用して、目くらましをしていきましょう。僕の見立てでは「負けたら泣きながら詫びて、トラメガ片手に熱くサポートを求める面白熱男オジサン」タイプがファン層に合致すると思いますので、G.G.佐藤監督とかがいいんじゃないでしょうか(※メンタルが持たないかもしれないが…)。とにかく勝ち負けよりも「客あしらい」を重視していきましょう。客が荒れて空気が悪くなると、皆さん気分が悪くなりますからね。

重ねてのお詫びになりますが、他球団様には本当にご迷惑をお掛けしており申し訳ありません。多くの球団が一度や二度は暗黒期を経験しているなかで、西武だけがまるでこの世の終わりみたいに毎日嘆いたり荒れたりしており、界隈のひとりとして率直に申し訳なく思います。スポーツエンターテインメントは勝ったり負けたりするのが当たり前であり、「気持ちよく負ける」は最低限のマナーであろうと僕は思います。勝ったほうが気持ちよく喜べるように、熱い悔しさと、前向きな立ち直りと、明るい敗北宣言で、勝った方が心から「キモティー!」と思えるようでなくてはいけません。

それなのに最近は勝った相手からさえ心配されるような体たらく。たかが8連敗程度でこの世の終わりみたいにキャプテンが泣き始めたり(※18連敗くらいしてから泣くべき)、客も一緒になって泣き始めたり、これまでさんざん自分たちは「キモティー!」してきたのに気持ちよく負けることもできない有様です。これはひとえに我々の修行不足です。苦しい時期こそ修行に励み、勝ち負け以外の興味関心を見つけ出す目や、この状況を前向きに乗り越えるための発想を磨き、修行に耐えかねる人には無言で退場していただき、暗黒期であっても野球を楽しめる集団へと変貌していけるよう、これから頑張っていきたいと思います。阪神タイガースさんや横浜DeNAベイスターズさん、オリックス・バファローズさんなどを見習いながら、暗黒エンジョイ球団として頑張っていきたいと思います。その時期に積み重ねたものが、より大きな成功への礎になると信じて。

まずは夢の100敗を達成して、ご声援感謝100円セールをPePe・エミオ・グランエミオ・トモニーで実施しようと思いますので、皆さまどうぞ足をお運びください(※ご近所には存在しない知らない店かもしれないが…)。それではプロ野球11球団の皆さま、監督云々采配云々ではなく「向こう5年はどうにもならないくらい弱いんだな」とようやく理解した我々への引きつづきの叱咤激励をよろしくお願いいたします!

↓「7年700敗まで待つ」こともできない修行不足な球団と界隈で申し訳ございませんでした!

最初から皆がそういつもりでいられればよかったんですけどね!

界隈の現状認識がこれほど現実と乖離しているとは思いませんでした!



暗黒期でも楽しくて客が集まる、そういう骨太な体質を作りましょう!

松井監督休養前と同じ勝率に落ち着いた埼玉西武ライオンズ界隈、試合はそこそこに清原和博さんの解説と応援歌で盛り上がるの巻。

08:00
光り輝く、日はまた昇る!

「解任ブースト」なる概念を真っ向否定しながら暗黒へと突き進んでいる埼玉西武ライオンズファンの皆さん、こんにちは。交流戦折り返しとなる3カード目、東京ヤクルトスワローズとの3連戦を終え、松井稼頭央監督休養後のライオンズの勝率は、休養前とまったく同じ「.333」に落ち着きました。しばし穏やかな空気だったSNSにもジワジワと罵詈雑言が広がり始め、6月21日の西武ホールディングス株主総会までにあるいは「代行の代行」を立てる必要も出てくるかもしれない感触。

いっそ目くらましのために、週替わりで「ほっといたら一生監督になれなそうなOB」に代行の代行をやってもらってもいいんじゃないかという気配も。間違って6連勝したら正式に監督になれる権とか設定してみるのも一興です。30人くらい試したらひとりくらい当たりがいるかもしれませんからね(※やたらと運だけ強いタイプの監督)。我に策ありと思われる現代の諸葛亮の皆さん、ぜひ埼玉西武ライオンズをお救いください!

↓この日はサッカー日本代表戦もあるということで、3安打でサクッと負けてくれました!


まさかそんな週替わりOB監督への期待感ということではないのでしょうが、この日の神宮球場には超大物レジェンドOBが来場していました。ライオンズの黄金時代を築き、いろいろあって「ほっといたら一生監督になれなそうなOB」として反省の日々を送っているレジェンドOB・清原和博さんが、何の巡り合わせかライオンズの試合の解説をするということで放送席にやって来ていたのです。

これには昭和の遺物(球場とか電車とか)を愛でつづけることで有名なライオンズ界隈も大喜び。折しも東京ディズニーシーでは新テーマポート「ファンタジースプリングス」がオープンしたという2024年になってもタコ型の旋回アトラクションを愛でつづける西武ゆうえんちよろしく、「よっしゃ、栗山と中村と清原見よう」とエモくてノスタルジックな気分で中継を見守ることになりました。何だか野球版「三丁目の夕日」みたいになってきましたね。

↓同席した鈴木健さんは何故か副音声のほうに追いやられていました!



ライオンズブルーのネクタイで颯爽と放送席に現れた清原さん。開口一番「このフジはヤクルトびいきなんですか?」と番長パンチを放つなど、その盛り上げ力は変わらずに健在です。副音声から鈴木健さんが「か…かん…感極まって泣きそうです」と讃えコメントを出せば、すかさずそこに「今噛んでたやないかい!」とツッコミを入れる反応のよさも。

神宮球場で清原さんが2000本安打を決めたときの映像を見ながら当時の思い出を語るくだりでは、鈴木健さんからお祝いの花束をもらったことについて「全然覚えてないですね(笑)」「もうちょっと違う人だったらよかったなぁ(笑)と照れ笑いを見せ、翌日鈴木健さんに記念のバットをプレゼントした逸話については「レプリカですけどね(笑)」とうそぶく清原さん。ほんのわずかなトークだけでも華やかで楽しい雰囲気を広げてくれました。レフトスタンドには清原さんのユニフォームやグッズを手にした人もいるようで、清原さんもファンの温かみを感じていた様子です。

そして始まった試合。「バッターなので打ち合いが見たい」という清原さんの前に出るには若干頼りないライオンズ打線は、序盤から凡打の山。一方スワローズはライオンズの先発を攻め立て、2回裏にピッチャーの高橋奎二さんのヒットなどで二死満塁とすると早速の先制打を放ち、3回裏には山田哲人さんのホームランで追加点。ライオンズにとっては致死量となる2点差を早々に築きます。これにはライオンズ界隈も「ヨシ負けたな、あとは清原の解説に集中だ」とスッキリとした気分に。

すると、清原解説を待つオールドファンに向けて次々に飛び出す金言たち。スワローズの若き大砲・村上宗隆さんの打撃については、チームを勝利に導いてこそ4番であることを言外に説きつつ「今年ちょっとトップの位置から打ちに行くときに少しグリップが下がるんですよ」「ほんの1〜2センチなんですけど」「下がったまま打ちにいくんでファウルになったりスライス回転がかかったりする」と技術的な部分もズバリと指摘しました。このあたりはさすが通算525本塁打のレジェンドです。通算本塁打20本とか30本とかの打撃コーチでは見えない部分も清原さんには見えているのでしょう。今からでもライオンズの野手に打撃の何たるかをご教示いただきたいくらいです。

↓さすがまだ世に知られる前の柳田悠岐さんを見出した眼力です!


4回裏のライオンズの守備の際には、ファーストの名手として守備に関する持論も披露。ライオンズの歴代の名ショートを思い浮かべつつ、「源田選手からの送球はすごく捕りやすいと思うんですよ」「捕ってすぐ早いんで」「回転もいいしスピンもいい」と現在のライオンズのショート・源田さんの送球を評し、往年の名ショート・松井稼頭央監督の送球については「すごい球が来るんでね」「145キロくらいの球が来るんでね」「捕るのも必死ですよ」と苦笑いしました。これに関しては松井監督曰く、清原さんが「何でも捕ってくれるから」逆にイップス気味になったそうですので(※PL学園的表現)、清原さんが引き出した145キロだったのかもしれませんね。

そんななか、実況もこの際何でも清原さんに聞いてみようとばかりに、5回終了時にはつば九郎のくるりんぱにも一言くださいと要求する始末。いつも通り帽子を落とすつば九郎に「これ入ることあるんですか?」と火の玉ストレートを放つ清原さんと、「ないです(笑)」と答えるしかない放送席。清原さんはシーズンオフの契約更改にも注目しているそうで、なかなかの情報通ぶりを見せていました。

↓せっかくなら、この件についても清原さんから一言いただきたかったところです!

清原さんからもツッコんでやってください!

「不起訴でよかったですよね」とか!

「番号で呼ばれるのはキツイぞ」とか!



そうこうするうちに試合は中盤へ。ライオンズ側からはまったく反撃の気配も打てそうな気配もなく、さすがの温厚解説者・清原さんもOBとして黙ってはおれない感じに。どいつもこいつもファーストストライクを見逃す打線に業を煮やし、5回表に三者三振に倒れた際には「ライオンズ打線は簡単にストライクあげますねぇ」「積極性がないと言うか、もっともっと攻めていっていい」「ちょっと覇気が感じられない」と厳しい苦言(※正論)も飛び出します。

ついに6回表の代打策の場面では「ど真ん中ですもんね…何で振らないのかな?」「簡単にファーストストライク見逃して次の球を一塁ファウルフライ」「内容が悪過ぎますよね」とバッサリ斬る一幕も。これには厳しめ解説を好むライオンズ界隈も「よくぞ言ってくれた」と大喝采で、にわかに清原監督待望論(※どうせ暗黒なら面白いほうがいいの意)さえわき上がるほどでした。

そして、この試合でもっとも盛り上がりを見せたのが7回表のライオンズの攻撃でした。ラッキーセブンの合唱ではスタンドに清原さんの背番号3のユニフォームが踊り、その後の攻撃では貧打のライオンズが二塁打と四球で無死一・二塁のチャンスを築くと、応援団はかつての清原さんの応援歌を転用したチャンステーマ2を歌い始めたではありませんか。「光り輝く 日はまた昇る 燃える男だ チャンスに強いぞ●●」の歌声とともにレフトスタンドを右へ左へ大移動する光景は、清原さんにとってもひときわ嬉しいものだったことでしょう。「懐かしいですねぇ」と笑う清原さんの笑顔、その笑顔が中継に映ったことだけでもこの試合を見た甲斐があるというものです。

↓たとえ試合には勝てなくても、愛しい思い出があれば生きていける!


なお、無死満塁まで広がったチャンスは併殺崩れの間に1点を取るにとどまると、その後のイニングでスワローズに追加点を許し、結局ライオンズは1-3で敗れました。ただまぁ、清原さんが「懐かしいチャンステーマ聞けましたね」と喜んでくれていましたし、試合終了後には「(最近のプロ野球は)意外にヤジが少ないなぁ」「自分たちの時代はヤジがひどかったんで」「意外とヤジらへんねんな」とライオンズ応援団の品行方正な応援を讃えてくれてもいましたので(←そういう意味ではない説)、ライオンズファンとしても納得の試合となったのではないでしょうか。

そして、お客もまばらになった頃のエンドトークでは、清原さんのご子息・正吾さんが今季の東京六大学野球の春季リーグ戦でベストナインになった話題にも触れられていました。中学・高校では野球から離れていたにもかかわらずこの飛躍振りは、さすが「清原」と言ったところ。「4番、ファースト清原君、背番号3」のアナウンスが響く神宮球場で、「光り輝く 日はまた昇る」の応援歌が流れる幸せな時間は、少しずつ、確実に、世のなかが過去を解きほぐして未来に進んでいることを感じさせます。ある意味ではライオンズが覇気のない野手だらけの暗黒時代に突入したことも、逆のベクトルでの吉兆だったりするのかもしれません。今必要なものがひとつの方向を指し示しているような予感さえしてきます。ライオンズに必要なものが何なのか、球団・親会社にも真剣に考えてもらえればと思いました!

↓正吾くん!ライオンズのファーストとサードとレフトとライトとセンターは空いているぞ!あと最近セカンドも空いたぞ!

所沢で一緒に夢を見ないか!所沢には夢しかないぞ!

夢だらけって意味ではなく、物質的な意味では何もないって話だけど!



清原2軍打撃コーチは真剣に考えてもいいと思いますね!打てないんだから!

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婦人公論 2017年 12/27、1/6 合併特大号

僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版 (幻冬舎文庫)

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