スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

サッカー

最初で最後だから一回くらい見ておくかと「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」なる謎大会に繰り出し、実績「見た」の解除に成功した件。

07:00
百年構想リーグって何なんですか!

本日はお出掛けの記録です。何かよくわからないうちに始まっていたJリーグ百年構想リーグなるものに行ってきました。近頃は「NetflixにWBCを独占されて世間への野球の普及が心配だなぁ!」と思っている野球界隈の方も多いと思いますが、DAZNに10年幽閉されているJリーグについて「百年構想リーグ?何それ?100年やるの?」と思ったら、それが未来の答えなので、今からでも頑張って抵抗していただけるといいんじゃないかなと思います。

この日向かいましたのはFC町田ゼルビアと鹿島アントラーズの一戦です。顔合わせ的に悪くないなというのと、国立競技場で開催という点と、自分のスケジュールなどが噛み合ってのチョイスです。ゼルビア側からは「王者VS王者」などという派手な煽り文なども飛び出しており、昨年の天皇杯王者とJリーグ王者との対戦には、失われしゼロックススーパーカップの再現という様相も(※富士フィルムスーパーカップだと伝わらないだろうという判断で旧名称を使用します)。百年構想ゼロックススーパーカップの気分で楽しんでいこうと思います。

↓やってまいりました国立競技場!
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コッチが手ブレしてるんじゃなくて、すのこ2枚立てみたいな看板側の問題ですからね!

この看板半年くらいでテプラか何かで修正されると思いますね!

たどり着いて思い出しましたが、最近国立競技場にネーミングライツがつきまして、「MUFGスタジアム」(※略称MUFG国立)なる名前に変更になっていたのでした。三菱・UFJ・フィナンシャル・グループだか東京三菱・三和・東海銀行だかアルトゥール・アントゥネス・コインブラだか何だかもう忘れましたが、赤い三菱の銀行がこのあたりを取り仕切ることになっていたのです。国立に来るのが久々ということもあって、まずはそのMUFG感などを見てまわります。

↓柱広告類はMUFGが占拠!エムットとかいうOlive亜種みたいなサービスを推していました!
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↓巨大なバナーで意気込みを語る!
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↓見晴らしのいい場所にはすかさずピーアール広告!
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↓Eゲートにはdocomoさんの小規模ネーミングライツも!ドコモ的にはDゲートじゃなくてもいいんですね!
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ほー、と思いながらひとしきり見てまわりますと、場内から大きな歌声などが響いてきます。仕事帰りということもあって、試合開始に若干の遅刻になってしまった模様。これでは場外イベントの散策は断念せざるを得ない…と思ったものの、一周まわってみると特にイベント的なものもありません。キッチンカーはいくばくか出ていますが、それ以外はいたって静かなもの。一応巨大バナーが出ていたりはしますが、これといって、特に、何にも、大したものは、ナイ感じです。

ようやく見つけたフォトスポットも「なるほどフォトスポットですね」というもので、すでに立ち寄る人もいなくなっています。あとで調べましたら、王者VS王者の演出として天皇杯とJリーグ杯(優勝銀皿)を展示していたそうですが、それも完全に終わってしまっておりました。きっと所定の時間内にたどり着いていたら1万人くらい群がっていたのではないかと思います。ほかに見るものが特にナ…じゃなくて、これを見ずには王者VS王者の伝説の一戦は語れませんからね。

↓貴重な王者VS王者展示フォトスポットは遅刻により普通のフォトスポットになっていました!
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そんなことで遅ればせながら入場しますと、場内はすでに前半真っただ中。どうやら前半開始早々の5分に鈴木優磨さんのゴールで鹿島が先制していたようです。順位表で見れば百年構想リーグのEASTで首位争いを演じる両チームですが(※運営側はJ1の20チームを東西に分けて2回戦総当たりをし、その後東西各リーグの同順位が対戦して最終順位を決めるなどと主張しており…)、この日の試合内容だけ見ると圧倒的に鹿島がお強い感じです。

中央が厚く強い鹿島に対して町田は外へ外へと逃げるように展開していきますが、攻撃としてはあまり効果的でなく、いいとこクロスがあがるかどうかといったところまで。ひとたび攻守が入れ替わると高く上がった町田の両翼の裏を鹿島に切り裂かれ、一気にゴール前に詰め寄られています。相性的なものもあるのかもしれませんが、この日だけ見るとだいぶ差がある両者です。

↓「メルカリスタジアムより行きやすい」くらいの勢いで集った鹿島の大サポーター!
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↓ジーコスピリットは今も健在です!「ジーコ…?」となった若者は自分で調べよう!
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↓何かスタンドも若干押し負けてる感じがしますが、さすがに気のせいですかね!
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↓王者VS王者でやらしてもらってますんで、頑張りますよ!
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すると迎えた前半44分、鹿島がプレッシャーを強めるなかで自陣深くでボールをまわしていた町田は、少しもたついたところで背後から詰め寄られ、緊急回避的に蹴り出したボールを鹿島に奪われてしまいます。鹿島がゴールに迫った段では、ゴール前中央で町田2人に対して鹿島3人という状況となっており、あっさりと鹿島は追加点ゲットに成功。うーむ、百年構想リーグではもつれたらPK戦をやると聞いていたのですが、こりゃあとてもPKにはなりそうもないぞと早くもひとつアテが外れた感じに。僕の斜め後ろにいる怖そうな鹿島のお兄さん(※町田がファウルするたびに罵声的な)がご機嫌なのは結構ですが、後半に向けて町田には大奮起を期待したいところです。

↓失点するたびに「共闘」と出して連帯責任感を煽ってくる運営です!

さて、ハーフタイムにはもうひとつ気にしているイベントが。どういう内容なのかよくわかっていなかったのですが、スタジアム内に配置したムービングライトやレーザーを使用した特別な照明演出があるのだそうです。前回町田の試合を観戦した際は、試合もよく見えなくなるくらいの花火演出MAXで楽しませていただきましたので、どんなものが見られるのか注目していきたいところ。

ハーフタイム途中から、陸上トラックに置かれたたくさんの照明装置に明かりが灯り始め、場内にはスモークが広がってきました。国立の屋根に映る青やら紫やらの光。メインスタンドからはレーザー光線なども走っています。そしてトランペットの響きに合わせて後半への熱気を高めるおなじみのくだりの際には、場内の照明が落とされド派手な演出が始まったのですが…!

↓陸上トラックにずらりと並んだ照明から光の線が走る!
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↓国立の屋根も青く照らされている!
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↓そして国立開催の注力演出が始まりました!
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↓ほら!光の格子みたいになりましたよ!すごい!
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いやー、これぞ百年構想演出だなと僕も大納得。ちょっと演出終盤にかけてスモークが風で散らされてしまい、照明を灯そうがレーザーを灯そうが光の格子はだんだん見えなくなっていくという尻すぼみ感はありましたが、それは国立競技場に屋根をつけ渋った人たちの後ろ向き加減と、「煙で試合が見えない」とか言われた去年の反省を活かした町田側のスモーク量抑制とが重なった結果生じたことですので、致し方ないでしょう。僕の胸にもこの光の格子の記憶がしっかりと刻まれ、ワッフルとか見ながら「百年構想リーグってあったなぁ…」と振り返る日が来るのだろうと思いましたよね。とてもキレイでした。

さて、試合のほうはというと、後半開始と同時にメンバーを4人入れ替えるという大ナタを振るった町田が盛り返す展開に。鹿島ゴールに迫り、惜しいシュートも幾度も生まれます。ただ、最終的には鹿島の中央の守備とゴールキーパーの対応が上回っており、ゴールにはどうにも結びつきません。逆に鹿島のほうは相変わらずひとたび攻守が入れ替われば一気に得点の匂いが漂う攻撃を繰り出し、何度も町田ゴールを脅かします。後半30分過ぎには、最終的にはVARでオフサイドとなるも、一度はネットを揺らして0-3と表示される瞬間も生まれました。鹿島の優勢、微動だにしません。このまま0-2で終わりですかね…と思った試合が最終的にはアディショナルタイムの追加点で0-3になったのも、大納得という一戦でした!

↓VARで取り消されたり、クロスバー叩いたりした末に、後半46分にとうとう追加点で0-3!
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この1試合で言うのもアレですが、鹿島強いですね!

連覇?扱いにはならないみたいですが、連続優勝あると思います!

そんなことで百年構想リーグの思い出をしっかりと刻み付けることに成功した僕。20年後くらいに「キミは百年構想リーグを知っておるか?」とかマウント昔話などしたりできるんじゃないかなと今から楽しみです。どうせ一回こっきりなので仕組みを勉強したり覚えたりする意欲もわかないものですから、語れる情報は何ひとつないかもしれませんが、蜃気楼と一緒で「ワシは確かに見たんじゃ」だけ言いつづければ、それなりに体裁は整うんじゃないかと思います。巡り合わせでチャンスがあれば、一番特徴的な部分であるPK戦を見ておけるといいなと思いました。双方得点力皆無のカードとかあったら狙ってみてもいいかもですね!


ご承知とは思いますが、百年構想してこの仕組みになったわけではないです!

秋田市・秋田県とJリーグ・クラブの幸せのために、「志が低い」計画へのお情けでのJ1クラブライセンス交付は止めましょうのご提案。

08:00
志がじゃなく、何もかもが低いんです!

最近話題になっていたサッカーJ2リーグ・ブラウブリッツ秋田の新スタジアム整備計画検討のなかで起こった騒動の件。誰が誰に何でキレているのかよくわからずに「元気だなぁ」と思って見ておりましたが、個人的な持論もありましたのでこの機会に騒動に混ぜ込もうと思います。

まず事前準備として誰が誰に何でキレているのかを見ていきましたところ、一番目立つ部分では秋田市長の沼谷純さんがJリーグにキレているということのよう。何でもブラウブリッツ秋田と秋田市とJリーグとによるスタジアム整備に関する非公開協議のなかで、Jリーグ側より「志が低い」という指摘があり、それはナイんじゃないのとキレている、そんな話である模様。

賛成派として報じているのか反対派として報じているのかはよくわかりませんでしたが、地元のABS秋田放送がその非公開協議の議事録を情報開示請求して報道しておりましたので、まずはそれを見て勉強させていただきました。もしかしたらキリトリとか印象操作とかもあるのかもしれませんが、「地元メディアの渾身の情報発信」は大体事実であることが多いので(松本龍事案とか)、一旦はビリーブでいきたいと思います。

↓昨年11月にJリーグ側に市とクラブがスタジアム整備計画の検討状況を説明したとのこと!








で、この話ですが、僕の認識ではそもそもブラウブリッツ秋田がJ2のクラブライセンスを求めたあたりが発端と理解しています。秋田は地域の実情がJリーグというエンターテインメントにそもそも見合っていないのだと思いますが、ライセンスの部分では長らく後手を踏む状況がつづいていました。2017年にJ3で優勝したときには、J2クラブライセンスが未交付だったためにJ2昇格を逃しており、翌年J2クラブライセンスを取得した際も設備面での不足(トイレ、屋根の不足等)についての指摘を受け、抜本改善に向けた計画の書面提出を求められていました。

その後、2019年にブラウブリッツ秋田は「新スタジアムを2025年に完成」と意気込みを表明するも当初想定していた建設候補予定地が2020年に秋田県と秋田市から不適と判断されて頓挫したり、2022年に秋田市外旭川地区のまちづくり事業の一部としてスタジアム建設を含む計画が持ち上がるも、「30億円集めると言ったが無理だった!5億でカンベン!」みたいな話で資金集めに難航するなどし、紆余曲折の末にスタジアム整備の是非が市長選の争点となり、沼谷さんが新市長となったことで計画が白紙撤回になったりしており、「新スタジアムができたらちゃんとしますから」という意気込みの表明ばかりで整備計画はまったく前に進んできませんでした。

そうした停滞の間もブラウブリッツ秋田はクラブライセンスの取得をつづけており、2019〜2021シーズン(J2ライセンス/施設面の不足に対する制裁付き/2020シーズンにJ3で優勝しJ2昇格)、2022〜2026シーズン(J1ライセンス/施設面の不足に対する制裁付き/年々制裁の温度感が厳しくなっている)と、制裁付きでライセンスを取得してきています。なお、これらのライセンス取得の際は秋田市八橋運動公園内にあるソユースタジアムを使用するという申請で、制裁に関してはトイレと屋根の不足というものでした。

その停滞の間の2023年にJリーグ側がスタジアム基準を緩和しており、従来であればJ1ライセンスは1万5000人以上収容のスタジアムを要件としていたものを、「別途定める理想のスタジアムの要件(サッカー専用であるとか、アクセス良好とか、全席屋根付きとか)」を満たしていれば、「ホームタウンの人口」「観客席の増設可能性」「入場料収入確保のための施策」などを総合的に判断して5000人以上でも可とするということになりました。要するに「すごいいいスタジアムで、将来的に拡張の含みがあるなら当座は5000人でもいいよ」としたわけです。

で、そうしたいろいろの停滞やら撤回やらの末に「ずっとやるやると言っていたスタジアム整備の件、最近条件も緩和されたらしいんで、その緩和した条件にはギリおさまる程度のヤツで検討したいです」を説明したのが、上記の非公開協議ということのよう。

長く整備計画が停滞していたことを踏まえて改めてこの議論を見ると、まずJリーグとしては「ずっとやるやるって言ってるけど何も進んでないじゃん」という根本的な呆れと不信があるわけです。ソユースタジアムをキレイにするでもいいし新設するでも改修するでもいいけれど、「やるって言うから格上のライセンス交付してるのに、やんないじゃん、どうなってんの?」な立ち位置にあるわけです。意地悪でも何でもなく、Jリーグとしてもライセンスをあげたいのはやまやまなので条件付きで交付してきたけど、おたくずっと条件満たさないですね、が大前提としてある。

そういう状況は市側もクラブ側も承知しているわけですが、いかんせんお金がない。クラブは資金集めの意気込みも見せずに絶対公設論を唱えるばかりですし、民設でやれるチカラはそもそもなく(※秋田だから)、市としても財政が厳しく(※秋田だから)、誰も主体となって旗を振れる人がいない。国の交付金をアテにしつつ、有権者から「無駄なもの作ってんじゃねぇ」「秋田にそんなにスタジアムいらねぇだろ」「そもそも秋田にスタジアムなんかいらねぇだろ」と言われない範囲の計画でJリーグと握らねばならない。その観点で「5000人規模案」「7000〜8000人規模案」「1万人規模案」のコンパクト案で試算をしてみましたよというのが先の説明であり、それに対して出てきたのが「志が低い」の指摘なわけです。

そして、この指摘はむしろ市の担当者がJリーグに「NOならNOと言ってください」と席上で求めていた発言でもあります。この計画に携わっているくらいですから、現場レベルではスタジアム整備に意欲がある人たちなのでしょう。しかし、お金はないので、本来のスタジアム基準(※J1なら1万5000人)を満たすような計画はひねり出せず、コンパクト案しか出せなかった。これ以上をひねり出すには「Jリーグからダメって言われました」というステップを踏むしかない。その指摘があれば、じゃあもうちょっとお金使うか、という議論に持っていけるかもしれないので。

Jリーグ側としてもそれを理解してあえて率直な指摘をしていますし、同時に本当に「志が低い」と思っている部分もあるのでしょう。だって、すでに現状でも秋田のホームゲームで1万人を超える集客が記録されている事例もわずかながらありますし(※平均すれば5000人弱)、他地域を見てもJ1までいったら1万人を超えてくるという実績が出ているなかで、「敷地パンパンでも上限1万人」「道路ギリギリなので周辺の賑わい創出の可能性もなさそう」という案が出てきたら普通に「志が低い」と思うでしょう。本当にJ1に上がる気あるんですか、と。一度整備したら30年とか40年使う建物なのですから、未来の可能性にキャップをかけるような計画に対する指摘としては、ごくごくまっとうなものだと思います。ましてや、その計画すら誰がどのようにしてどこからお金を出して進めるのかまったく具体性が見えないのですから、ポーズとしても本心としても「志低ッ」と思うのは当然でしょう。そうしたコンパクト案自体がダメだという話ではありませんし、Jリーグとして税金にたかろうなんて腹もないのでしょうが、「サッカーへの興味・関心・意欲はナイんだな」と思わざるを得ない。

そうした指摘に対して、沼谷市長がキレるのは、それは秋田市の民意を代表する者として「民意」がスタジアム整備に否定的であるならば当然のことだと思います。「ウチはいらねぇって言ってんだろ」「でも、一部声がデカいヤツがいるから、しゃーない市も金出してやるって言ってるんだよ」「ぶっちゃけ5000人くらいしか入らねぇから、5000人規模もあれば足りるって言ってんだよ」「それを志が低いとは何様か」「欲しいのはライセンスと経済効果であってスタジアムじゃねぇんだよ」「ノーザンブレッツの本拠地は将来的にどうするかって?知らん!」「現実を無視して夢だけ見させるんじゃねぇ!」と、もっとハッキリ民意を言ってやればいいと思うくらい。市の担当者とブラウブリッツは「Jリーグさんがダメって言ってるんでもう少しお金ください」って市長に相談するつもりがキレられてビックリしてるのかもしれませんが、まぁ民意が否定的であるならば市長さんがそれを代表するのは当たり前のことです。

↓非公開協議後のさらなる検討で、現状は「5000人規模の改修案はナシ」「新設も確定ではない」など民意を反映して半歩後退している模様です!




で、ここからが僕の意見ですが、

ブラウブリッツ秋田へのJ1クラブライセンスの交付はやめましょう。申請もやめましょう。

秋田には分不相応ですし、そもそも民意がない。

雪も多いし、人もいないし、金もない。サッカーに向いてない。

竿灯とノーザンハピネッツがあれば市民・県民の娯楽は十分。

ほかの意欲ある地域が作り上げた「J1リーグってこんな感じだよね」「楽しそうだよね」「すごそうだよね」に乗っかろうとするのは、お互いのためにやめましょう。

これまで10年近くやるやると言ってるスタジアム整備も進んでいないわけですし、2031年にズラしたゴールもどうせ守られないでしょう。いつまでもお情け交付をつづけるのは意味がありません。お情けでライセンス交付してまで発掘するほどの市場もありません。お互いにダマすのもダマされたフリをするのも辛いでしょう。もう止めましょう、こんなことは。こんなお情け交付をつづけていては、ただでさえ「守らなくてもいい基準」になりつつあるスタジアム基準が、本当に誰も守らない基準になってしまいますし、Jリーグ全体の品質の低下につながります。ブラウブリッツが今後どこで活動をつづけるのかわかりませんが、トイレなり屋根なりの基準を満たしたうえで、身の丈に適合するライセンスを取得すればそれでよろしい。

お金がない、民意がない、それでも身の丈を超えるライセンスが欲しい、のであれば残された要件としてまず「強さ」を先に示しましょう。これまで放置してきた指摘に対応して制裁なしでJ2ライセンスを取得できる状態に持っていくのがスタートライン(※それも無理なら一歩下がってJ3から出直す)。そのうえでJ2の上位に入り、「ライセンスさえあればJ1に行けたね」と自らの強さを証明する。そこにもし民意がついてくるのであれば、そのとき初めてJ1ライセンスを検討するようにしましょう。

選挙でも争点になりながら、計画が持ち上がっては消え、金は交付金しか具体的なアテがなく、誰も金を出さないからいまだに誰が旗を振るのかも決まらない、そんな状態では何も動きませんし、何も決まりません。それは根源的な部分で、民意がスタジアムやJリーグを本当に必要とは思っていないからです。お金がかからずにほどほどに楽しめる娯楽があればいいなぁ、程度の気持ちでどうして社会が動くでしょう。本当に必要とみんなが思う案件なら、金の問題などそもそも発生しないのです。

必要と思ってもらうためには、まず強くあること。楽しくあること。応援されること。それが満たされないのであれば、残念ながら地域からそれは求められていないのです。誰か民間の個人の大金持ちが「俺がどうしても欲しい」「俺が個人で金を出す」と言えばもしかしたら話も動くかもしれませんが、そうでないならすべては民意が決めることです。意欲も金もない人たちの睨み合いを、「ライセンスあげるから頑張って!」などと焚きつけても詮無きこと。Jリーグもスパッとこの話は終わらせて、民意の醸成を待ちましょう。そのほうが結果的に話は早いし、ケチらずイイものが作れますし、後腐れもないと思います。民意の醸成の結果として、「やっぱノーザンハピネッツに集中しよう」となったら、それはそれで秋田全体にとってはハッピーかもしれませんしね。そして、Jリーグもここで使わずに済んだ「お情け」を、民意とお金はあるけれど本当に当座の準備時間だけがどうしても足りないという惜しい案件のために使えれば、日本全体としてはハッピーかもしれませんからね!

↓Jリーグもスパッと基準通りに判断すべき!何やかんやで民意の伴わない地域にも交付をつづけるから「税リーグ」とか揶揄されるんですよ!


こういうの見ると、地域に全然その機運がナイですよね!

選挙もこの感じで決着したみたいですし!

この話はもう時間と労力の無駄なので終わらせるべき!

ライセンスとは夢を餌に金を引き出すためのものではなく、現実を見て適合する資格を交付するもの!



次回協議は「スタジアムができたので改めて申請します」でお願いします!

本田△圭佑さんが発起人だという「4v4」なるサッカー風新競技の大会を観戦し、生レジェンドを堪能しつつ育成年代の熱狂に驚いた件。

08:00
生本田△、生ウッチーしてきました!

最近、お気に入りのアリーナがあります。バスケBリーグ・アルバルク東京のホームアリーナであるトヨタアリーナ東京、通称TATです(※バイク川崎バイクの発音で)。こちらお台場の東京テレポート駅近くにありまして、少し前で言うとメガウェブとかがあった場所にある新設のアリーナなのですが、大変具合がよろしい会場です。

なかがどうなっていて、どんな雰囲気でみたいなのは過去記事でバスケ観戦記など見ていただければと思いますが、すでに何やかんやで僕は5回くらい行っています。お台場に行くこと自体そんなに多くないのに、このアリーナに5回とは我ながらオキニだなと思いますが、何かがTATで開催されるというだけで半歩乗り気になるくらいには、気分がよろしい場所だなと感じています。

設備面やホスピタリティは「トヨタが作った最新のアリーナ」という一言でご理解いただければと思いますが、唯一気になるお台場への距離感の部分も非常によく耐えておりまして、りんかい線直通で最寄り駅に乗り入れという利便性から新宿・渋谷からのアクセスがすこぶるよく、僕の職場からだと「帰りに国立競技場に行く」のと「帰りにTAT行く」のとで実は15分ほどしか時間は変わりません(※これが有明アリーナだと30分以上違ってくる)。そう考えたら、そんな遠くもないなと思い至り、何となくよく足が向くようになったのです。

で、この日はバスケ以外では初の訪問となったのですが、何を見たかと言いますと、生本田△さんを見てきたのです。もはや「本田」と打ったあとに何故か△の記号が予測変換で出てくる理由も忘れかけている感じですが、あの元サッカー日本代表でおなじみの実業家・本田圭佑さんが手がける育成年代の子どもたち向けのサッカー的な競技の全国大会がTATで開催されるというので、行ってみたのです。バスケのアリーナでサッカー?という不思議な感じもしますが、不思議だからこそ見てみたいという気持ちも沸いてくるというものです。

↓やってきました近くて熱い集いの場・TAT!
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↓クリスマスの日にお台場まで呼び出されたと考えるか、本田△さんからのプレゼントと考えるかはキミ次第!
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このイベントはそもそも何なのかと言いますと、本田△さんが何らかの使命感によって「育成年代の全国大会がナイな…」と気づいてしまい、育成年代を対象にしたサッカー風新競技「4v4」とその全国大会を生み出した、という物語である模様。ざっくり言うと「フットサルのコートでやる4人制サッカー」といった感じの競技なのですが(←じゃあフットサルでいいじゃんとか言うのは少し待とう)、独自のルールを設けてちょっと新しい感じの味付けになっています。

言うなればバスケ風味の味付けというか、20秒でシュートを打たないといけないショットクロック制の採用であったり、ペナルティエリア内からのゴールは3点、エリア外からだと2点、ハーフライン手前からのゴールはノーカウントとするなど、ルール面の後押しによって「どんどん相手のゴールに迫って、崩し切る」みたいな攻撃的な意識を引き出す建付けになっているのです。さらに、選手たちが指示待ち人間になったりしないように(←本田△的危惧)、監督やコーチはおかず、指導者や保護者からのコーチングも禁止するルールを設けるなど、「あぁ、名義貸しじゃなく本当に本田△さんが考案したんだろうな」というのが感じられる競技なのです。

この日は、各地から集ったチームによる全国大会の決勝で、それにあわせて日本代表のレジェンドたちによるエキシビションマッチも行なわれるということでしたので、ちょっと帰りに見てみようと勢いがついてやってきたわけですが、そこには想像以上の世界が広がっていました。この競技、この大会、まったくの初見で、大会映像も写真も記事も何ひとつ情報を入れないまま「本田△さんが何かやってる」というだけで会場入りしたのですが、そこにはゴージャスな夢空間と、思いがけない満場の大観衆が待ち受けていたのです。

↓会場ロビーでは上位チームに贈られるメダルやトロフィーを展示!
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↓場内はド派手な演出と大観衆が待ち受けていた!
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僕が会場入りしたのはすでに大会も大詰めで、残すは子どもたちの優勝チームと本田△さん率いるレジェンドチームの対決、そしてレジェンド同士によるエキシビションマッチくらいという段階だったのですが、とにかく会場内は盛り上がっています。最新のTAT設備を活かした豪華演出、場内DJによる盛り上げ、配布された応援グッズを使っての熱烈な応援、ドラムの生演奏があったり、別軸で子どもたちのダンスチームによる大会が開催されていたり、まるでお祭りか何かのよう。上層スタンドはほとんど使用しておらず、下層スタンドも1面はステージに充てていたので5000人に及ばない程度の人数ではありますが、基本自由席というスタンドのなかで僕が座るひとつの空席を見つけるのにも苦労するほど、使用している部分はビッシリと観衆で埋まっています。

しかも、客が若い!とにかく客層が若い、というか子どもです。まぁ、育成年代のための全国大会なのですから、当たり前と言えば当たり前ですが、出場選手は子どもですし、スタンドでそれを見守っているのも子どもなのです。「大人についてきた子ども」ではなく、子どもたち自身が自らこのお祭りを楽しんでおり、たくさんのKSGKがそこかしこを走り回りながらスティックバルーンを打ち鳴らしているのです。元気がよろしい。お兄さんの椅子を蹴るな。そして子どもたちはレジェンド日本代表に心からの尊敬と憧れの眼差しを向けており、何なら眼差しを向けるだけでなく大騒ぎを始めています。

大声をあげてジャンプし始める熱狂的子どもたちを見ながら、正直僕は圧倒されていました。「あの人らの全盛期にキミらは生まれてないだろ!?」「知らんだろ?知らんだろ?さすがに家長は知らんだろ?」「報道ステーションのお兄さんと誰か知らない人、って認知じゃないのか!?」「こんな若年代にさえも本田△さんのカリスマは及ぶのか…」と率直に驚き、感服しました。大人はモノやカネで釣ることもできますが、子どもたちをこんなに騒がせることは簡単ではありません。少なくともこの時間、この場所ではNintendo Switichよりも本田△さんのほうが人気者でした。

↓本田△さんが登場したら、KSGKがジャンプし始めたんですけど!
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そこで展開される新競技4v4は、なかなか楽しげなスポーツです。フットサルよりも人数が少ないぶんフィールドはスカスカで「ボールさえ奪えば」何とかなりそうな気がしますし、ショットクロックがあることでとにかく前に進むしかなく、こねくって様子を見るみたいな時間はありません。ガンガン走ってガンガンシュートを撃つ、そんなゲーム性。フットサルっぽいプレーにならないのはルールのせいなのか、子ども&サッカー選手でやっているからなのかはちょっとわかりませんでしたが、テクニックよりもハート、みたいな戦いになっています。

本田△圭佑さんを筆頭に、中澤佑二さん、権田修一さん、坪井慶介さん、家長昭博さん、柿谷曜一朗さん、乾貴士さん、宇佐美貴史さん、そして内田篤人さんとズラリ並んだレジェンドたちの存在はあの頃を思い出すような華やかさ。現役J1リーガーも名を連ねるそうそうたる顔ぶれが、「今日がシーズン最終戦」と意気込んでやってきたのですから盛り上がらないわけはありません。見える…見えるぞ…ブラジルワールドカップで優勝する日本代表の姿が…!

まずはこの日のU10カテゴリーとU12カテゴリーで優勝したチームを相手に胸を貸すレジェンドたち。サイズやパワー、テクニックなどレジェンドに一日の長はありますが、子どもたちも懸命に食い下がり、なかなか熱い戦いです。すると、U12カテゴリーのチームとの対戦時間には、子どもたちがレジェンドチームから得点を奪うという場面も生まれました。これはこの大会史上初のことだったとかで、期せずして僕も歴史の目撃者となってしまった模様。もしかしたらいつか自慢になる日が来るのかもしれませんね。

↓子どもたちを相手に真剣勝負に臨む本田△さん!
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↓なお、内田さんは怪我で出場しませんでしたが、そのぶん子どもたちにサービスしていました!

幕間には子どもたちのダンスチームによるダンスバトルなども行なわれたりして、全体を通じて「子どもたちが主役」というスタンスが貫かれているのは好印象。子どもたちにとっての夢舞台でありたい、そんな本田△さんの思いが滲みます。そうした想いがKSGKたちにも通じて、ココは僕たちのお祭り会場だ!という気持ちを抱かせるのかな、なんて思ったりしました。ダンスバトルの優勝チームに贈られた副賞が「アマギフ」ってあたりも、子どもたちにもピーンと来そうでイイなと思いましたよね。「米1トン」とか言われてもピーンと来ないですもんね。ご両親は米を選ぶかもしれませんが。

そしてクライマックスとなるレジェンドたちによるスペシャルエキシビションマッチへ。チーム本田△とチーム中澤に分かれての一戦は、大人から子どもまで文字通り総立ちになって盛り上がります。場内DJに「スタオベしましょう!」って言われたから立ったっていう話ではあるのですが、言われたからって素直に立つとは限らないわけで、実際かなり盛り上がっている感じはありました。このあたりは演出とか運営とかも含めて、盛り上げ上手でしたね。

↓なんか「夢のスタジアム」コンペのイメージCGみたいな写真が撮れました!
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試合は本田△さん率いるチーム本田△が終始リードする展開。こちらのチームには本職GKの権田修一さんがいることで守備が安定しており、攻守の切り替えなどもスムーズに行なえている印象でした。攻撃においても「できれば本田△さんに点を取らすべきなんだろうなぁ」というわかりやすい統一忖度意識があるので、ビジョンがしっかり共有された攻撃ができているよう。本田△さんのゴールなどで、11-3と大量リードを築きます。ベンチで座っている内田さんもよく整っています。

一方のチーム中澤は、一部「掛かっている」メンバーも見受けられる熱い集団です。中澤さんが体当たりで相手の攻撃を防いだり、ルールを理解せずにハーフライン手前からシュート撃ったり(※入ってもノーカン)と大活躍ですし、坪井さんはこの手のエキシビションマッチにはあるまじき強度のスライディングタックルで相手を削りに行くほどの熱量ではありませんか。実際に削られたのは坪井さんの足だったわけですが(※芝生で擦って流血)、その意気込みやヨシ。すっかり忘れていましたが、あの熱い6月のドイツで足を攣って座り込んだ坪井さんの姿を久しぶりに思い出しました。先ほど試合をした子どもたちにも、「キミたちとの試合で、この手のエキシビションマッチではありえない強度のドリブルでゴリゴリ突破してゴールを決めたお兄さんは昔すごかったんだぞ」「同時に4ヶ所攣ったんだぞ」と伝えてあげたいなと思いました。

これはさすがにチーム本田△の勝ちだろうと思っていた試合終了間際、これがレジェンドたちの活動時間の限界なのか、あるいは4v4ならではの試合展開なのか、チーム中澤が連続3点ゴールで11-11の同点に持ち込みんだのです。試合時間残り40秒ほどというところで同点となった際には、場内も大変な盛り上がりです。そして、残された時間で最後のゴールを決めてチームを勝利に導いた本田△さんはまさしくスターでした。たとえ若干の忖度が全員にあったのだとしても、ここで決められる選手は限られています。さすが「持ってる男」、役者が違いますね!

↓終始劣勢も、チーム中澤は決して諦めない!
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↓試合終了間際には一時同点とする見せ場も!
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↓一時同点からの本田△さんの勝ち越しゴールで決着する美しい物語!
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↓坪井さんも流血するほどの奮闘、お疲れ様でした!
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↓最後は場内を一周!出場のなかった内田さんも近くに来てくれました
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いやー、来る前は勝手な思い込みで「500人くらいは来るのかな?」とか失礼な想像をしていたのですが、そのポテンシャルは10倍、いやそれ以上あるかもしれない、なかなかのお祭りでした。今回はド平日でクリスマスという「誰が行くのかな?」みたいな設定でありながらこの大観衆・この盛り上がりなのですから、まだまだ伸びしろも大きそう。新鮮な体験をさせていただき、個人的にもいいクリスマスプレゼントとなりました。

終演後の挨拶で本田△さん本人は「長過ぎた」と反省の弁を述べており、実際問題お昼の13時にスタートして、表彰式が終わったのは夜の20時半というのは育成年代向けのイベントとしてはKS長いなと思いますが、まぁこれぐらいモリモリに楽しみが詰め込まれているからこその盛り上がりかなとも思います。会場選定やスポンサー筋などを見ると、トヨタさんもガッツリ支援されているようですので、いっそ元横綱・白鵬さんがやるやると言っている世界相撲グランドスラムあたりとも合流して、お台場広域に世界の子どもたちが集うスポーツフェスみたいなものに拡大していく未来があったりしないかなと期待したくなりました。そんな大きな未来までも想像できるくらい末永くつづいていただいて、また機会があれば楽しませていただければと思います。レジェンドの皆さんも身体を大事に、また集ってもらえればと思います!

↓本田△さん、大会運営お疲れさまでした!
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最後の演説で深イイ話してたんですけど、子どもたちが帰っちゃってたのが惜しかったですね!

最初に1時間くらい演説してから試合、とかもアリだと思います!



唐突に「TAKE ACTION!『+1 FOOTBALL MATCH』」って単語を思い出しました!

FC町田ゼルビアとFC東京の国立決戦は客入りほどほども煙幕と平成がMAXでサッカーおじ衆が青春の火柱噴き上げる一戦だった件。

08:00
煙幕キックオフ作戦はアリかもです!

本日はお出掛けの記録です。最近ちょこちょこ繰り出している国立競技場でのサッカー観戦に行ってきました。近い、まぁまぁ快適、演出が豪華、そんなクオリティオブライフ高めな開催が多いという経験則から、国立開催には何となく気が向きやすい、そんな感覚です。

本日のカードはJ1リーグFC町田ゼルビアとFC東京の対戦。町田と調布からやってきた「我こそが東京ナンバーワンのフットボールクラブ」を自認する両者による東京ダービーです。「ほかになかったっけ?」「どっちが勝っても東京の気がしない」「中立地として立川か八王子でやるべき」などの賑やかな声に包まれながら、たくさんの人が国立を目指してやってきました。

そんなことで、新宿経由千駄ヶ谷行きの電車は大変な混雑ぶりです。過去の国立競技場サッカー経験に比しても倍くらいの混みようで、車内もホームも改札外の横断歩道も前も見えないほどの人混みに。「あれー?言うてもこんなに来るかなー?」と首を傾げているとピーンとひらめきました。「そうか、町田(小田急線)と調布(京王線)から大半の人が来るので新宿乗り換えで総武線千駄ヶ谷駅を目指す流れに一極集中するんだな」と理解しました。そうですよね、いつもの倍も来るはずないですよね。雨だし。

↓現地では町田さんが掲げたビッグバナーがお出迎え!
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攻めたキャッチコピーの「圧」に震える!

そしてわざわざ横に黒田監督のバナーを貼る挑発感!

試合のポスターとしてはいいけど、会社に貼ってあったらイヤだなって思いました!


国立競技場に到着しますと、人出はほどほどの感じに落ち着きました。子どもたちが大好きな、なかで跳びはねて遊ぶふわふわマスコットもゆったり遊べそうな雰囲気です。そんななか一部のお客さんはもうすぐキックオフだというのに、何らかのチラシのようなものをもって入場客の流れとは無関係な方向へと急いでいます。どうやら場内イベントとして謎解きをやっているらしく、そのクリアを目指している模様です。もうキックオフ直前なのにどこに向かうべきかを議論していたカップルはちゃんと試合に間に合ったのだろうか、などと思いながら僕は会場内へと向かいます。

↓コナミとのウマ娘裁判も和解に至ったことで、安心してギリギリを攻める所存です!
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こんなんでいちいち似てるとか彷彿とか言われても困りますもんね!

何か文句があるならサイバーエージェントがいつでも和解します!


入場しますとすでに場内では試合開始に向けてイベントがスタートしています。メインスタンド前では松浦亜弥さんの曲に乗せてGorie(ゴリエ/ガレッジセールのゴリさん)と7人組ガールズパフォーマンスグループ「Girls2」によるダンスパフォーマンスが行なわれています。何でもこの日はエイベックス・マッチデーということでスポンサーのエイベックスさんが盛り上げに一役買ってくれている模様。「サッカーだから40代〜50代男性だよな?」「ならGorieのペコリナイトで大盛り上がり確定」「で、ハーフタイムにはMAX大爆発」という感じで、客層をよく分かっている人選に僕のまわりのおじ群も大興奮です。正直、Da-iCEさんとかBE:FIRSTさんとかが来てくれたとしても微妙に分からんですしね。誰が不祥事の人かもよく分かってませんし!

↓何故あの番組からゴリエだけが生きつづけるのか、謎は深まるばかり!ぺこり〜!
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ゴリエで火が点いた場内、いよいよ国立決戦の準備は整いました。主催の町田側はカッコいい感じの煽りVTRを流すと、国立競技場ならではの豪華演出として炎や火柱をあげ始めます。選手紹介でひとりひとり名前を呼ぶたびに噴き上がる火柱とFC東京側からのブーイング、その声をさらにかき消してやろうとバックスタンド側で打ち上げられる青い花火は国立競技場の屋根に届かんばかりの勢いです。モクモクとあがる白い煙は、さながら開戦を知らせる狼煙のよう。順位争いも特になく、地縁・因縁もあるんだかないんだかよくわからない関係性の両チームですが、ここまで煽られては燃えないわけにいきませんよね。

↓国立開催に気合が入ったか、ド派手な花火演出が敢行されました!
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↓ド派手過ぎて半分くらい何も見えないんですが!


↓煙幕に包まれたまま手探り足探りでキックオフ!
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そして始まった試合ですが、試合時間5分くらいまでは煙であんまりよく見えませんでした。取り立てて何も起きなかったらいいようなものの、開始直後に何かあったりしたらはたして演出と試合とどっちを優先すべきかひと議論あったかもしれないなと思う感じで場内は煙っています。もしかしてFC東京側のキックオフでなければ、この煙幕のなかで一気にゴールを決め切るスペシャルプレーとかが町田にはあったのかもしれませんね。自分たちで煙幕出して、そのドサクサのなかでゴール決めたら揉めそうで楽しそうなので、ぜひ次回はやってみてほしいなと思いますよね。

で、10分過ぎ頃に煙もようやく晴れまして、試合のほうはというと、よくも悪くも両チーム互角というか、「最後の守備を突破できない程度の華麗な攻撃」の応酬がつづきます。全体としてはボールを保持して相手ゴールに迫りながら最後のGKキム・スンギョさんの壁で跳ね返される町田と、カウンターからの攻撃を狙うもボールを運ぶ途中で相手守備の壁に跳ね返されるFC東京とが、互いに壁の手前で「ぐぬぬ」と唸っている感じの試合です。前半終えた時点での振り返りが「枠内シュート何本ありましたっけ?」といった具合で、リアル炎で着火した心の火も消えてしまいそう。ハーフタイムには黒田監督から両チームに強めの「圧」を掛けていただきたい、そんなことを思って45分を過ごします。

しかし、ご安心ください。こんなこともあろうかと町田さんはしっかり2段ロケットを仕込んでおいてくれました。ハーフタイムには何とあのMAXさんがライブパフォーマンスをやってくれるというのです。ずっと黙って試合を見ていた隣のおじふたりが「おいMAXだってよ!令和にMAXだぞ!」「やべーじゃん!」「ビール買ってくる!」と話し始めて、「キミら二人組だったのか…!」「何もしゃべらんから単独おじ×2だと思ってた」「サッカーでは一言も話さなかったおじにも言葉を思い出させるMAXの魅力!」と再び炎は勢いを取り戻していきます。

メインスタンド側の特設地べたに登場したMAXさんは、ゼルビアの青いユニフォームをまとっています。披露される名曲たちで心は平成へと遡っていくよう。30年以上前の曲に沸き立つおじたちと、それを温かく見守っている若干名の若者たち(※選手含む)。あぁ、我々がかつて「何故紅白は演歌だらけなのだ?」と思いながら懐メロに付き合っていたときと同じ気持ちなのかもしれませんね。「いい曲だろ?」って言われて「はい(ただ根本的にnot for meな感覚)」と応じていたあの時間、世代から世代へとパスしていけたらいいなと思います。誰かがタンス担ぎながら歌っていた曲とか、not for meだけどいい曲だったな…って記憶は残っていますからね。MAXさんのLove is Dreamingとかも聴いてみてほしいですよね!

↓おじのテンションがマックスに上昇するお知らせ!MAXライブの始まりです!
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↓MINAさんが37(ミーナ)番、REINAさんが017(レイナ)番、NANAさんが7(ナナ)番、LINAさんがMAX30周年で30番ですかね!
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↓奇襲成功の暗号を恋愛の勝負所になぞらえるという令和にはない発想の「TORA TORA TORA」など代表曲3曲を披露!
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↓何故かジャビットと巨人のチアも来て応援してくれました!
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ジャビット!次はヴェルディの試合にも来てくださいね!

むしろヴェルディから来たって話かもしれませんが!



令和に降臨した眩しい平成。鮮明に甦る過去を前にして「せっかくFC東京戦でパフォーマンスをするならダンシング・ジャンクもやってくれんかのぉ」「煙にまくだけ煙にまいてDo Ron Pa!なんて今日の試合にピッタリ」「あぁ…刻が見える…!」などブツブツとつぶやく僕のヤジも饒舌になっていきます。もし今隣のおじ2人組に話し掛けたら平成トークで盛り上がって友だちになれたりするのだろうか。それとも「Super Monkey's…ってなんですか?」みたいな冷たい顔で突き放されるのだろうか。もしそんなことになったら黒田監督ばりの圧で「おめぇ忍たま乱太郎1期見てなかったのかよ!」「忍たま見ないで土曜日の夕方何してたんだよ!」「土曜日は乱太郎見て幽白見てセラムン見てスラダン見るんだよ!」とか詰め寄ってしまいそうなので自重するしかありません。

迎えた後半。引きつづき互いに壁の手前でウロウロする感じの試合ですが、じょじょに壁には綻びが生まれ始めます。折からの寒さ、ポツポツとしたたる雨、前後左右への動きはじょじょに緩慢になり、互いに持つ「飛車」の突破が少しずつチャンスの匂いを醸し出してきます。町田は左サイドからの相馬勇紀さんの突破などで相手ゴールに迫り、次々にシュートを繰り出してきます。FC東京も攻撃の機会こそ少ないものの、身体を張った守りで凌いだあとは素早いカウンターにつなげ、佐藤恵允さんあたりが最終ラインにグッと圧を掛けてきます。0-0の膠着つづくも、まだ何かが起こりそうな、最後までこのままでは終わらなそうな、そんな気配。

そして試合が動いたのは、試合終了間際の後半42分。町田の攻撃を凌いだFC東京がカウンターを繰り出すと、相手からのプレゼントボールなどもあって、佐藤恵允さんがDFラインの裏に抜け出しました。そこから中央に折り返したクロスは、守備ラインとGKの間を走って逆サイドで待つ安斎颯馬さんのもとへ。自陣スタートのロングカウンターからの美しいクロス&ドフリー流し込みという、FC東京側からしたら脳汁出まくる気持ちいいゴールでついに先制!

↓相手の金でやる国立ビッグマッチでこのゴールは気ん持ちいい!


↓クロスが抜けてから慌てて構えたので半分見切れてますがしっかりゴールを見届けました!
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沸き立つFC東京側と試合終了感漂う町田側の対比は鮮やかです。町田まで帰る人たちでしょうか、席を立つ人の列もぞろぞろと生まれました。まぁ、でもこの時間帯の先制点となれば事実上の決勝点ですし、実際決勝点になりましたし、ちょうどいい切り上げ時だったかもしれません。何か試合終了後にはロマンスカーの時刻表とかがご案内されてて「ロマンスカーで帰る人もいるんですね…」って思いましたからね。

結局試合はそのまま0-1でFC東京が勝利。ただ、この両チームは来週もまた同じ国立にて今度は天皇杯準決勝を戦うとのこと。優勝も降格もないリーグ戦よりも、むしろタイトルを狙っての戦いのほうが本番という感じもありますので、この試合を前半戦という感覚でとらえ、次週はまた熱い後半戦を演じてもらいたいものです。美しいゴールやMAXさんや煙幕を見られてとても楽しいお出掛けになりました。次は謎解きも参加します!

↓6万枚発券というニュースもありましたが、本日の入場者は4万6838人でした!十分大盛況!
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↓JPNからMCDへ帰る皆さん、お疲れ様でした!お気をつけて!
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快晴ならクラブ史上最多の5万人いけたと思うので天気が惜しかったですね!

2026年W杯北中米大会の中継にドコモ(Lemino)が絡みそうなので、無料に期待しつつ万一の有料に備え先行回収に励むの巻。

08:00
Leminoオススメですよ!見てないけど!

朗報?が飛び込んでまいりました。昨今スポーツ界隈を悩ませている大規模世界大会の無料放送ナシ問題について、来るサッカーワールドカップについては妥協点を見出せそうな感触となったのです。一部スポーツ紙が報じたところによれば、2026年サッカーワールドカップ北中米大会に関してDAZNとNTTドコモ(Lemino)が共同で放映権を取得し、NHKへのサブライセンスなどを行なうことで、注目の開幕戦・決勝戦・日本代表戦などは地上波での無料放送が実施される見込みだというのです!よし!タダ!ごち!ありがとうございます!

↓DAZNとLeminoで52試合ずつ配信などと、一部スポーツ紙が言っております!


↓なお同じ日に中間決算を発表したNTTは「全然聞いていない。全然知らない」と申しております!

社長が「聞いてない」「知らない」のと現場で「進めている」のとは両立可能ですからね!

NTTデータのTOBとか住信SBI銀行の買収話が出たときもトボけてましたもんね!

最後に「聞いて」「決定」すればOK!



ふぅー、まだワールドカップに食いつくところがあってよかった。DAZNだけならどう転ぶかわかりませんが、ドコモ(Lemino)がくっつくという構図であればこれはもう一安心です。何せこのLeminoはもっとも緩くてもっとも気前のいい激チョロ配信サブスクなのです。これまでもボクシング井上尚弥さんの試合中継の権利などを握っては、「タダでいいんで見ていって!」とサービスへの接触だけを目的に無料で試合を中継し(※客はどのサービスで見てるかなんて覚えちゃいないのに)、あまつさえ「試合結果を当てたらdポイントを合計1000万ポイントあげる!」などと言ってくるア…とても太っ腹なサブスクとしておなじみでした。

過去の実体験として、ボクシング井上尚弥さんの試合を見ていたら、試合結果の予想がズバリ的中して1725ポイントだとかをいただいて「中継を見たら逆に儲かった」なんてこともあるくらい。放映権を取った配信サブスクの基本的な振る舞いが「1000ポイントくらい払ってもらえたら試合を見せてあげます」なのに対して、Leminoは逆に「見てくれたら1000ポイントあげる!」をやってくる。さすがお金はたっぷりあるのにコンテンツと営業力に不安を抱える大企業NTTのことだけはあります。ソフトバンクのように「最初にドカンといって覇権を取ったら絞る」みたいな商人らしさもなく、ダラダラと効果の薄い販促費を垂れ流すあたりが、ドコモらしくてとってもア…素敵だなと思いますよね。

最近はWOWOWと提携して(※WOWOWも買収するのかな?)、サッカー欧州チャンピオンズリーグの配信などもしており、こちらは月額990円のLeminoプレミアムでの有料配信という建付けではあるものの、「初回初月無料」だの「最大6ヶ月間900ポイントずつ還元」だの「今後ドコモMAX契約者はLeminoプレミアム無料で見られるようにする」だの手を変え品を変えタダで見せよう見せようとしてくるのですから、このワールドカップだけそれをやらないはずがありません。むしろ、目先の視聴者数だの視聴回数だのという分かりやすい数値だけは確実に作らねばならないというお役所的なマインドから、ドーンと太っ腹にやってくれることは間違いないでしょう。

↓ポイントを配ってでも見てほしいというスタンスで長いことやっておりました!



前回2022年のカタールワールドカップをサイバーエージェントの配信サブスク「ABEMA」が全力で無料放送したあと、ABEMAが配信サービスの覇権を握ったかと言えばそんなことはありません。定期的に株主様宛に届く報告ではジワジワ業績が伸びていることにはなっていますが、ABEMAを含むメディア&IP事業が2022年の第4四半期だけで計上した97億円の営業赤字に比して、大幅増益を謳う2025年第3四半期の営業利益が22億円というのではまだまだ累積の投資分を回収するまで気が遠くなるところ。この事業で決算概要の10ページとか使って説明するくらいなら、サイバーエージェント藤田晋社長の所有馬フォーエバーヤング(現在の総獲得賞金約30億円)ほかについて馬事業の名前をつけて1セグメントにしてもいいくらいの話です。まぁ、使っているお金がセリ代・飼葉代とは比較にならないので10ページ使ってでも説明しないわけにはいかないのでしょうが。

4年かけてABEMAの様子を見ていたほかの配信サブスクはもうサッカーワールドカップに手を出してこないんじゃないかと気を揉んでいましたが、日本にはドコモという出遅れた巨人がまだいたというこの喜びよ。この巨人が出遅れた状態でもがいている限り、何度でも無料のチャンスがやってくると思うと「永遠にもがいていてほしい…」と星に祈るような気持ちになってきます。スポーツイベント放映権料の高騰と配信サブスクによる独占が生み出す視聴難を解決する方法は「出遅れた巨人をもがかせておく」ことだったという気づきを得て、「よし今後ももがかせておこう」「そうすれば次は2029年とかのWBCで頑張るだろう」「死のうとしても死ねない巨人は何度でも無料配信をするしかないのだ」と未来への明るい希望も見えてきました。

どこか遠くのおじいさんやおばあさんがよくわからないうちに加入していた覚えのないオプション代とかが巡り巡って僕らへの無料配信の原資になっているとしたら、薄っすらと遠大な闇バイトでもしているような気分になってきますが、そこは逆転の発想で「おじいさんやおばあさんがうっかり取られた分を僕らが無料配信やらポイント還元やらでドコモから回収」していると思うことで、巡り巡って「孫にお小遣いをあげた」みたいなあったかい話にしていきたいところ。そういう意味では一回無駄に取られてから無料配信で回収するよりも、ファンタだのルマンドだのを配る感じで「ほれLeminoプレミアムじゃ」だの「ほれdアニメストアじゃ」だのいらないサブスクを直接配ってくれたほうが話が早いのかもしれませんが、まぁ年取ると新しいサービスがわからなくなりますからね。そこはコチラの動きで上手くやっていきましょう。

ということで、おおむねメドが立ちそうなワールドカップ視聴ですが、万が一「やっぱり有料で」と言い出した場合にも備えておけると、より安心感が増してよいでしょう。実はここだけの話ですが、Leminoのサイトにいきまして、「はずれなし!最大1万ポイントが毎日もらえるキャンペーン」というバナーを叩くと、最低10ポイントが当たるクジを引けまして、無料番組をひとつ見る(※冒頭のCMが終わって視聴履歴に記録される程度見る)だけで毎日ポイントがもらえるのです。毎日最低10ポイントいただけますので、ヒマなときにバナーと再生ボタンを叩いておけば月に300ポイント程度が確実にもらえるという寸法です。我ながら「それすごいヒマでさもしい人しかやらないヤツですよね?」って思いますが、実際ヒマでさもしい人しかやらないもので希望通りの効果が上がらないのか、何やかんやで毎月実施しては毎月300ポイントずつくれており、すでに1000ポイントくらいは先行回収が進んでいるところです。万一の有料配信に備え、日々の先行回収を進めておけば、どう転んでも無問題。やっぱり頼りになるのは国策企業だなと、今後の正式発表を楽しみに待ちたいと思います!

↓今現在も「月に最低300ポイント払うから見てください…」を実施中!


↓ドラマとか見ると追加でポイントもらえたりするので知らないドラマの再生ボタンだけ押してます!


体力があり過ぎるってのも考えものですね!


Leminoから回収したぶんでWBC時期のNetflix代くらいにはなりそう!

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婦人公論 2017年 12/27、1/6 合併特大号

僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版 (幻冬舎文庫)

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