スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

サッカー

他国の死闘を尻目に横綱相撲でバーレーンを一蹴したサッカー日本代表が、DAZN包囲網突破&アジア杯ベスト8進出を決めるの巻。

08:00
日本代表、DAZN包囲網を突破です!

全国の節約派サッカーファンの皆さま、おめでとうございます。我らがサッカー日本代表は、アジアカップ2023決勝トーナメントの初戦バーレーン戦に勝利し、見事にベスト8進出を決めました。ベスト8からはテレビ朝日さんが地上波で中継していただけるとのことで、タダで見られる熱い激闘がお茶の間に帰ってまいります。どうぞ存分にタダでお楽しみください!

↓DAZN幽閉の試合で負けて終わるわけにはいかない!日本代表勝利で地上波へ凱旋!


試合前、世間にはひとつのニュースが流れていました。「とうとう出たね…」「うん、今大会はもう封印だな」「永久に封印かも」「早く三笘さんに帰ってきてほしい」「南野さーん!右もお願いしまーす!」などのザワつきのなかで迎えることになった一戦。現地にはもしかしたらあんまり日本の情報は伝わっていないのかもしれませんが、コチラはかなりピリピリした気持ちで臨む試合となりました。

しかし、そこはさすが史上最強の日本代表です。たとえ飛車を1枚落としたとしてもベスト16で負けるようなチームではありません。この大会でも1敗こそしたものの、負ける可能性をも許容しつつ多くの選手に出場機会を作り、休ませるべきメンバーにはしっかりと調整期間を設けたうえで勝ち上がってきました。そうした積み上げのなかで築いたこの日の布陣は、ほぼ前戦・インドネシア戦と同じものに落ち着きました。バラバラに仕上げたピースがいよいよ組み上がったぞ、ここからが本気の戦いだぞ、そんな手応えも覚えます。




そして始まった試合。珍しくキックオフ直後から前進速攻の構えを取るなど積極的な姿勢を見せる日本は、早速の前半9分、コーナーキックから上田綺世さんの強烈なヘッドでバーレーンゴールを脅かします。GKの正面以外ならどこでも入りそうな惜しいヘッドでしたが、まずは挨拶がわりとしては十二分です。前半11分には跳ね返りが不運な方向にこぼれてバーレーンにシュートを許す場面もありますが、うかつに飛び込まずに相手の動きを限定する冨安健洋さんの落ち着きと、足元の上手さに関しては輝きを見せるGK・鈴木彩艶さんの見事な片足セーブで事なきを得ます(※判定はオフサイド/オフサイドでも防いだほうが気分がいい)。基本的にはバーレーン側にあまり攻め手はなく、日本がジワジワ押し込んでいるような格好です。

前半19分にはチラッとベンチの様子が映り、●●●●さんがベンチスタート(※ベンチにはまだいる)という情報なども伝えられますが、前半ドキッとしたのはその場面くらい。日本は空中戦も含めて非常に安定した守備から、美しい展開の攻撃を幾度も見せ、「あとは決めるだけ」といった感触です。特に右サイドバックの位置に入った毎熊晟矢さんの位置取りや動き出し・飛び出しのタイミングは素晴らしく、毎熊さんが絡むところから得点の匂いをプンプンさせています。

そして試合が動いたのは前半31分。日本が左サイドでボールを持って崩しにかかると、バーレーンは全体がボールサイドへと動いてきました。中央にポッカリと空いた広大なスペース。そのスペースを「ここ」と指差しながらボールを待ち構えていたのは毎熊さん。毎熊さんはボールを受けると、強烈なミドルシュートでポストを叩きます。ガシンという大きな音が中継の映像にも乗るほどの一撃は、そのままゴール前に跳ね返ると、堂安律さんの足元へまっしぐら。前に残っていた日本の面々が「私オフサイドなので関与しません」と無反応アピールをする横でボールを受けた堂安さんは、この跳ね返りを詰めて日本先制!

↓日本の面々は周辺の状況がよく見えている!


結局そのまま前半は終了。バーレーンは攻撃自体もほとんどなく、日本としてはまったく危なげない試合運びです。このまま1-0でも勝てそうだし、相手が必死に攻めてくればカウンターで突き放せそう。むしろ怖いのは怪我やカードのほうでしょうか。前半途中には旗手怜央さんが筋肉系?のトラブルで交代していたり、相手がチョコチョコ蹴ってきたりしていて心配が募ります。このままクリーンに勝って終われるか、はたまたアジアカップ特有の泥沼になるのか、勝ちは確信しつつも油断はできない後半戦です。

迎えた後半。心配は杞憂だったか、すぐさま日本には勝利を確信するゴールが生まれます。後半3分、高い位置でボールを奪った久保建英さんはワンツーで裏に抜け出そうという構え。しかし、ワンのパスが合わずに日本選手の間を抜けてコロコロとボールが流れていきました。すると、そのボールを拾ったバーレーンDFは、あろうことかそれをゴール前に転がしてしまいます。そこにいたのはツーで抜け出すつもりだった久保さん。「このケースはオフサイドではない」と冷静に見切った久保さんは、鋭い回転でこのボールを逆サイド隅に流し込みます。まさかの展開に日本側も「オフサイドかな?」と半信半疑なプレーでしたが、スローで見ても日本の選手は誰も触っておらず、VARによってゴールが確認されました。1点でも勝てそうと思っていた試合、2点目を先に取ってもう「勝ち確」という状況に。久保さんが決めて勝つ、これはアジア制覇に向けても大きなゴールでした!

↓久保さんはこれが今大会初ゴール!あと3点くらいお願いします!


その後も幾度も美しい攻撃を見せる日本。後半16分には、決まっていれば大会のベストゴール候補にもなりそうな美しいつなぎで、毎熊⇒上田⇒守田⇒中村とつないでゴールネットを揺らす場面も作りますが、ここは惜しくもオフサイド。中継スタジオでも「日本はもともと強豪国の立ち位置で参加しているが、今大会ほどマークされた大会はない」などと語り出し、若干の「これほどマークされてもこの圧勝とは強いですなぁ」感も漂い始めています。

だが、しかし、そこに立ちはだかる何者かがいた(※●●●●さんではなく)。後半18分、日本のゴール前にあがったボールをGKの鈴木彩艶さんがパンチングで弾きますが、「ハイボールは得意じゃないの」というOLの飲み会みたいな性質をザイオンさんが発揮してボールがエリア内に落ちると、相手が拾って二次攻撃を仕掛けてきます。何やかんやでコーナーキックとされると、CK⇒強いヘッド⇒ザイオンさんナイスセーブも「ハイボールは得意じゃないの」によりボールは真上に上がる⇒そのボールがそのままゴールに入りそう⇒ザイオンさん懸命に飛びつく⇒上田綺世さんも懸命にヘッドでクリアを狙う⇒ザイオンVS上田の互角の競り合い⇒もつれ合った末に日本のゴールに入る、というドタバタでまさかの失点。崩されたわけではないので慌てる話ではありませんが、俄然試合は盛り上がってまいりました!

↓これ誰のオウンゴールかだけでも決めてもらえませんかね!


しかし、その盛り上がりの寿命は何と短いことか。迎えた後半26分、特に何もない、チャンスの匂いもしないボール運びのなかでパスを受けた上田綺世さんが相手DF3人に取り囲まれる状況を鋭い切り返し一発で突破し、DFラインの裏に単騎で抜け出します。上田さんはそのまま持ち上がると、GKとの1対1を股抜きで決めて大きな大きな追加点。人数も組織も足りていたのに、文字通り「一発」で全部を破壊されたバーレーン。「ストライカー」とはどういうものなのか見せつけるようなゴールでした。さっきのオウンゴールが上田さん認定になるようであれば、とんだ自作自演もあったものです。一回盛り上げておいてから叩き落すだなんて!

↓本物のストライカーの脳内選択肢には、いつも一番上に「俺が突破して俺が決める」があるのでしょう!

引っ張られても倒れない!

この強さ!この意志!この決定力よ!



よーし、これでもう勝った。あとはしっかり試合を終えて、次へとつなげるだけ。日本は後半23分に久保建英さんと中村敬斗さんを下げて南野拓実さん(※フリーキックの練習するよ!)と満を持しての三笘薫さん(※試運転するよ!)を投入するなど次への準備にも余念がありません。三笘さんはまだ試運転の段階ながらすでに別次元の動きで試合を支配。ボールを持てば誰も止められない、これぞ世界屈指のウィングというプレーで幾度もチャンスを作ります。

後半85分には相手DF4人を置き去りにしてから、5人目のDFを股抜きでかわしてラストパスを浅野“たくみではなくたくま”拓磨さんに供給(※ここは浅野さんがズッコケてチャンス逸)。アディショナルタイム5分には食いつき過ぎた相手DFを三笘さんがワンタッチのパスではたいてかわすと、それを受けた浅野“たくみじゃない”拓磨さんが持ち上がる際には何と日本が3人でバーレーンがGK入れて2人という圧倒的な数的優位となります。浅野“まったくたくみではない”拓磨さんは「前に三笘と南野が走ってるな!相手はGK入れてふたり!2対2のチャンス!」とでも思ったのか、相手DFを引きつけるわけでもなくポンと南野さんにパスを出してしまいましたが、それでも最後は三笘さんのシュート(※ヒットせず)までつながりました。アディショナルタイム9分にも三笘さんがドリブルでエリア内に侵入して、自分でシュートを撃てば入りそうな惜しい場面を作ります(※折り返しのパスを選択)。出場時間は短いものの、その存在感は圧倒的でした(※浅野さんの存在感も相当だったが…)。

追加点こそなかったものの、長いアディショナルタイムも日本が攻めつづける展開として、バーレーンには一矢報いるチャンスさえ与えませんでした。最終スコア3-1での勝利は十分な結果ですが、自作自演のオウンゴールがなく、浅野さんが都合3回あった決定機を巧みにゴールにつなげてくれていれば6-0、あるいは7-0くらいの試合になっていてもおかしくないような内容でした。延長PK的な死闘が連日つづくアジアカップのなかで見せた日本の「横綱相撲」。やっぱり優勝以外では満足できない、そんな強さを感じる試合でした!

↓端的に一言で表現するなら「楽勝」でした!


さぁ、これで日本代表はDAZN包囲網を突破し、次の準々決勝からは地上波で広く国民がタダで応援することができます。DAZNとしても、独占放送の試合で日本代表が敗退するようなことにならず内心ではホッとしていることでしょう。日本代表は地上波で応援しつつ、ほかの泥仕合をDAZNで見守って対戦相手をチェックする、このすみ分けでアジアカップを堪能していきたいもの。優勝というただひとつの目標に向かって!

↓DMM.comさんからは2月29日までに登録すればDAZN値上げ後も2980円維持という嬉しいお知らせをいただきました!

「DAZN見たくてさぁ」で加入すればDMMのアカウント持ってても怪しまれることはない!

ダミーDAZNもアリですね!



逆に言えばDAZNもキャットファイトとか放送すれば加入者増えるかもですね!

DAZNに幽閉されたサッカー日本代表が快勝で決勝T進出を決めるも、SNSで「ザイオン」がトレンド入りする雰囲気は要警戒ですの巻。

08:00
誹謗中傷には初期消火が肝要です!

世間が「DAZN for docomo」の大幅値上げに揺れるなか、DAZNの存在感を日本に突きつける試合が行なわれています。サッカー日本代表が久々の優勝を目指して臨むAFCアジアカップ2023です。24日に行なわれたグループステージD組の第3戦インドネシア戦では、日本代表が3-1と快勝し、無事に決勝トーナメント進出を決めました。が、その模様はインターネットの奥深くにあるDAZNのなかに幽閉されていたのです(※海外サイトで普通に見れるぞとか言ってはいけない/営業妨害だぞーん)。

今大会の初戦ベトナム戦、24日のインドネシア戦、そして決勝トーナメントの1試合目となる次戦は「DAZN独占放送」という建付け。その先の準々決勝まで進んだらテレビ朝日さんが「仕方ないから日本戦だけ中継してやろう」と出張ってくれるようですが、当面は渋々DAZN視聴をするしかないのが実情です。うーむ、値上げをお知らせするタイミングとしては敵ながらあっぱれ(←敵ではないが…)。「次の試合で負けたらどうなるんですかね?」という一抹の不安はありつつも、「負け試合ならむしろ地上波で見せないほうがいいな!」と自己解決しながら、引きつづき日本代表の奮闘をDAZNで見守っていきたいものです。

↓次戦は混沌とするE組の1位が相手!韓国戦となる公算が高そうです!


「DAZNでしか映らない韓国戦で負けた」場合はむしろポジティブ…?

テレビに映ると誹謗中傷で荒れそうですからね!



とは言え、あまり負けることを心配していないのも正直なところ。確かにここまでしっくり来ていない試合がつづいていますし、イラク戦では1-2で敗れてもいますが、これは優勝という目標を念頭に大会を組み立てるチームならではの低調さです。2月10日の決勝戦までまだ2週間以上あると言うのに、今からマックスハイテンションで過ごしていられるはずがないのです。コンディションが芳しくない回復途上の選手もいますし、大会のなかで成長を促すために代表経験の浅い選手の起用もしておかなければなりません。苦しみながら勝ち上がっていくくらいでちょうどいいのです。ワールドカップではチャレンジャーの立場の日本ですが、アジアカップはチャンピオンの立場で戦うべき大会。本気を出すのは決勝戦です。イラクにも「もし決勝で日本に勝てたならば」、なるほどお強いと拍手でも贈ろうかなと思います。

24日のインドネシア戦も何もかもが上手くいったわけではありませんが、まったく危なげない戦いで日本代表は勝利をおさめました。開始早々の前半6分、相手DFの羽交い絞めを振り払ってPKを獲得した上田綺世さんの身体の強さ。自ら得たPKを、相手の嫌がらせなど意に介さず、「見てから跳んだら絶対間に合わない剛球」でゴール隅に叩き込んだ上田綺世さんの心の強さ。上田さんは後半7分にもチームが連動してのカウンターからキレイなフィニッシュで追加点を挙げ、さらに後半43分にも「実質ハットトリック」となる相手のオウンゴールを誘うなど大活躍で、引き分け以上で決まる決勝トーナメント進出をアッサリと決めてくれました。

守っては冨安健洋さんがいよいよ先発出場を果たすと、個人としての高い能力と見事な統率力によって、試合のほぼ全体を通じてインドネシアを完封。冨安さんが退いたあとにセットプレーから1点を失いはしましたが「冨安出場時は無失点」を継続しました。さらに、アジアカップ初先発となった毎熊晟矢さんが堂安律さん・久保建英さんらと右サイドで見事な連携を見せるなど、またひとつ最終形へと近づいた手応えも。各試合でバラバラに確認したものを組み上げたときどういう姿になるものか、ここからのさらなる進化が楽しみになるようです。

↓小野伸二さんに空間認知を褒められるとか、弘法大師に「キミ字キレイだね〜」って言われてる感じ!



ただ、そんななか不穏な動きも。この試合でも日本は失点を喫し、ここまで3戦5失点とあまり芳しくない感じになっているのですが、失点を受けて「ザイオン」がSNSでトレンド入りするなど、ゴールキーパーである鈴木彩艶さんのプレーをめぐって、ちょっとキナ臭い雰囲気になっているのです。試合前の記者会見で森保監督が「人権侵害の言葉、差別的な言葉を向けた人には断固として抗議」することを強く発信しましたが、引きつづき「燻っているなぁ」と感じます。ここまで3試合はDAZN独占・地上波アリ・DAZN独占とあまり世間一般で観戦されていないはずなのにもかかわらずこの燻りようですので、次の地上波中継試合で目立つ失点でもあれば、ぞろ誹謗中傷も飛び交うことでしょう。たとえその試合は勝ち上がったとしても、そんな雰囲気では十分にチカラを発揮できるはずもありません。

最近、個人的にも誹謗中傷に対して考える機会が多かったのですが、やはり世間には一定数の「(誰でもいいから)矛先を向ける相手」を探している人がいるのだろうと思います。ただ、昨今はそうした人の誹謗中傷には世間の目も厳しくなっており、鬱憤も溜まっているのでしょう。昭和の時代ならカジュアルに職場や球場で発露できたマイナスの攻撃的感情が、行き場を失って内にこもっているのだろうと思います。だから、そういう人は叩けるものを常に探し、叩ける機会を常にうかがっているのだろうと。そこに誰かのやらかしであるとか、週刊誌報道であるとか、世間一般で劣勢とされる側の意見であるとかが出てくると、誰かが石を投げ始め、「あ、投げてもいいんだ」と思った誰かがそこに加わってきて収集がつかなくなるのです。

最初の一石を投じる人はもしかしたら義憤や純粋な正義感によるものだったりするのかもしれませんが、「正しそうな人が石を投げたぞ」と優勢を察した瞬間に「正義ポジションから気持ちよく石を投げ始める有象無象」は厄介極まりないなと思います。自分が正義ポジションの安全圏にいると思っているものだから、嘘・妄想・でたらめを並べて誹謗中傷の限りを尽くしてきます。まさに「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心です。

ただ、同時に、そうした人には深い見識も自分自身の意見もありませんので、すぐに流されるという側面もあります。誰かが都合のいい意見を言えば「完全に同意です(←よくわかっていない)」などと浅薄に乗っかり、世間の風向きが変わればスッといなくなる、そんな風見鶏なところが。そうした性質を鑑みると、「荒らしはスルー」という古典的な対策では不十分で、風見鶏にしっかりと風を当てていくことが必要なのだろうと改めて思い直しました。何を言っても話を聞かない純粋な荒らしの場合は、もちろん何を言っても聞かないので最終的には取り合っていられないのですが、そうではない風見鶏に対してはちゃんとカウンターを当てて勢力を弱めないといけない。石を投げる人の数が減れば、「石を投げている人に紛れて石を投げる卑怯者」も逃げていきますので、全体として誹謗中傷の勢力は弱まります。一部の荒らしには余計火が点くかもしれませんが、全体を弱めるほうが最終的にはマシなんだなと、そのように思いました。

その点で、「ザイオン」案件については、若干「石を投げてもよさそうな雰囲気」があるのかなと思います。失点している以上は、どこかに原因があって、何らかの改善点があることは相違ないですので、もっとこうしてくれ、このプレーは不十分だ、といった意見は当然出るでしょう。しかし、多くの失点は誰かひとりのミスで生じるものではなく、複数のミスの連鎖だったり、どうしようもない相手の上手さだったり、ちょっとした不運だったりが重なり合って生まれるもの。みんなで一斉に気持ちよく石を投げられる「たったひとつの的」などあるはずがないのです。「ゴールキーパーが自分のゴールにボールを手で投げ入れる」みたいなトンデモないやらかしでも、そこにはいくつもの遠因があるのですから、ましてや試合中の際どいプレーでゴールキーパーだけに石を投げることなどできるはずがないのです。

なのに、何故石が飛び交うのか。

それこそが「雰囲気」だと思います。

ここまでの5失点、1失点目は「入っちゃった」と言うべきものですし、2失点目は誰もマークしていない相手に詰められたものです。3失点目はゴールキーパーが救うチャンスもありましたが、クロスが上がって、ボールを弾いた先に相手がいたらあぁなるのは仕方ないこと。4失点目はキーパーがどうこうできるものではありませんし、5失点目もキーパーが防いでくれたら嬉しいけれどダメでもしょうがない類の話。問題視すべきは「簡単にスコーンと抜かれてしまった守備」や「DFひとりで大外の相手2人を見ていた形」のほうです。

いくつもの要因のなかでGKを取り上げる声は当然上がるでしょうが(※期待の声かもしれないが)、もしそこでしっかりカウンターを当てておければ、誹謗中傷に至るような「雰囲気」が、多少なりとも抑えられると思うのです。具体的には、ひとつは実況&解説者が広い視野から状況を掘り下げて、複合的な要因があることを示すこと。そしてもうひとつはチームの味方が一緒に失点を受け止め、コミュニケーションしていくこと。みんなの問題だよ、みんなで挽回しよう、そういう雰囲気が出せれば、話はまた変わってくると思うのです。

ここまでの5失点のあとは、どこか淡々とした感じで受け止め、取り立ててチーム間のコミュニケーションも見えないまま「彩艶さんがひとりで歩いている」ところを映すものですから、「あ、この人が戦犯なんだな」「石を投げてもいいんだな」「よーし投げるぞ!」と思わせてしまっているところがあるのではないでしょうか。SNSを見れば実際に厳しい声もあがっているものですから、「これは的だな」と思わせてしまっているところが。もし、そこで最初に映るものがチームとコミュニケーションしながら守備の修正を図る姿であったりすれば、責めるよりも切り替えるほうに心も向くのかなと。

↓実態わからなくても、ひとりが映像で抜かれたら「コイツだな?」ってなりそうですからね!


東京五輪の陸上男子4×100メートルリレーで日本代表に痛恨のバトンミスがあったときも、いかにも石を投げやすそうなシチュエーションでしたが、すぐさまチームメイトが駆け寄り、「攻めた結果」と選手たち自身も各方面の識者も表明し、それを中継でも取り上げて「方向性」を示したことで石が盛大に飛び交う事態には至りませんでした。あらゆることが拡散し、加速していく現代においては、そうした方向性を初動でしっかりと示すことが大事なのかなと思います。本人が指さしながら「今のはお前だろ!」とやるのは年齢的にも経験的にも難しいかなと思いますので、チームとしてそういうことを意識していただくと、世間の風見鶏の動きも変わるのかなと思いました。

サッカー界隈の識者は総じてマイナスを語りたがる手合いが多いので、批判的なコメントも多く見受けられますが(※期待の声だと言い張るのかもしれないが…)、自分の一石の後ろに石投げの行列ができることを念頭に置いて、方向性を示してほしいものだなと思います。風見鶏をクルクル回しながら、最終的には絶賛の「ザイオン」がトレンド入りするような活躍を見せてもらえるまで、勝ち上がっていけたらいいなと思います。相手には負けても、誹謗中傷には負けないでいきましょう!

↓叩き棒に使っている人が多い西川周作さんからの素晴らしい「カウンター」、いいですね!

勝たないといけない試合でチームを救えば、全部クルッと反転する!

権田修一さんだって最後14秒で全部持っていきましたからね!

世間なんて、そんなものです!



メディアや識者も「叩いてもよさそうな的」を作らないよう意識しましょう!

毎年恒例DAZN値上げ春闘は、ついに初期「DAZN for docomo」民の牙城も突き崩し、毎日缶コーヒー我慢するしかなくなった件。

08:00
ありがとう、さようなら、DAZN for docomo!

日本にやってきたスポーツ配信の黒船・DAZNとの関係が大きな曲がり角を迎えたようです。「すでにグニャグニャ曲がってる」「ぶっちゃけもう見てない」「ここは迷路だぞーん」などの声も多数あろうかとは思いますが、あえて「ついに」と言いましょう。DAZN到来初期から蜜月パートナーとして主にお年寄りなどを相手にサービス普及に努めてきたドコモが、ついに「DAZNはもぅええかな…」となった節目の日なのですから。

↓毎年恒例!3年連続となるDAZN値上げのお知らせに日本代表・堂安律さんもビックリ!


↓そして、ついに初期ドコモ民の価格も一般並みの月額3000円に値上げ!ドコモアドバンテージ消滅!


2024年2月14日から改定されるというDAZNの新料金体系。特に何も工夫せず普通に加入した場合は月額4200円(年間一括払いで32000円)となりました。これまで大幅値引きで優遇されてきた初期ドコモ民も3月1日より月額3000円(年間36000円)になるという報せには、いい加減そろそろ「そんなにスポーツ見ないな」「映画を見たほうが有意義」「コッチの賃上げよりペースが速い」という現実も無視できなくなってくるところ。「わーい値上げだ!サービスよくなりそう!加入しよう!」なんてチョロイ客が存在しないだろうことを念頭に置けば、DAZNは一層の下り坂へと進んでいくことは間違いありません。2017年頃に「この先の10年が憂慮されるのぉ…」と言ったら「お前の頭の中身のほうが憂慮される」と誹謗中傷をいただきましたが、いよいよ10年待つまでもない感じになってきたのかもしれません。一蓮托生のJリーグ界隈の皆さん、残りの契約期間(※新契約で2033シーズンまで契約済)も頑張ってください!

↓契約は「2033年」までありますからね!あと9回値上げヨロシクです!


↓加入&継続をご検討の皆さま、一緒に改定後の料金を見て「うーん」と唸りましょう!
【DAZNで加入】
●STANDARDプラン(全コンテンツ視聴可/これが基本)
・月額4200円、年間一括払い32000円

●GLOBALプラン(知らないスポーツだけ見られる/本当に知らないヤツだぞ)
・月額980円

●BASEBALLプラン(野球民の離脱を防ぐ付け焼刃の野球専用プラン/シーズンオフの解約は許さない)
・年額27600円

●FREEMIUMプラン(一部コンテンツが視聴可能?/J3も一部やるらしい?)
・無料


【ドコモで加入】
●初期ドコモ民(2017年2月15日から2022年4月17日までに契約/昔980円だった人たちのなれの果て)
・月額3000円

●中期ドコモ民(2022年4月18日から2023年2月13日までに契約)
・月額3150円

●当代ドコモ民(2023年2月14日以降に契約)
・月額4200円
※ドコモ回線に加入することで20%ポイント還元される「爆アゲセレクション」を利用可。764ポイント還元で実質月額3436円


【DMM.comで加入】
●DMM×DAZNホーダイ(DMMプレミアムとセットで視聴できる)
・月額2980円?
※料金改定については今後の発表待ち


【auで加入】
●au 使い放題MAX 5G DAZNパック(au/UQモバイル利用者の回線セットプラン)
・公式サイト案内の標準価格7458円
※サービス加入状況で変動

●au 使い放題MAX 4G DAZNパック(au/UQモバイル利用者の回線セットプラン)
・公式サイト案内の標準価格7458円
※サービス加入状況で変動

●DAZN使い放題パック7日間(povo加入者プラン/実質8日間見られる)
・1回1145円


【割引プランで加入】
●Jリーグ等のクラブで販売する年間視聴パス
・年額27000円?
※料金改定については今後の発表待ち

●一部退会希望者に提示されると噂の割引価格
・年額24000円?
※加入検討者の参考にはならない模様

「見ない」だとゼロ円ですが、いかがでしょうか!

「見ない」は無理であれば、値段を気にするのは不愉快なだけなので止めたほうがいいですね!

代替手段のないJリーグ界隈の皆さんは特に!

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身代金【Blu-ray】 [ メル・ギブソン ]
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「おぉ…毎日缶コーヒーを我慢する程度の出費で国内外のスポーツが見放題じゃ…」となるスポーツ観戦仙人(※毎日缶コーヒーを飲むわけではないけど)みたいな人であれば、多少の値上げは無問題と思いますが、シーズンオフにダーツとかポーカーとか槙野ビジネス番組とか見せられるのはマジ勘弁という倹約派の皆さんであれば、自分が本当に見たいスポーツの代替手段に加入されるほうが満足度は高そうです。野球民の場合、スカパー!でプロ野球セットに加入しても基本料込みで月額4483円(※見たい月だけ加入できる/映画とかドラマとかも見られるぞ)ですので、シーズン中だけそちらに加入するほうが視聴満足度は上でしょう。シーズンオフに「ダーツとポーカーと槙野かよ」とイライラしなくて済みますし、そもそもDAZNでは広島の主催試合が見られず、阪神戦もディレイ放送なのですから(※通信環境の問題ではなく意図的なディレイ)。

あるいは、どこかでpovoの端末を用意してきて必要なときだけ7日間視聴で乗り切るのもオススメかなと思います。ちょうど日程も出ていたので、とある1チーム(※何となく浦和)のJ1リーグ全試合を視聴するのにいくらかかるのかを見ましたところ、「povoでは実質8日間見られるので大体2節ずついける」「NHKで中継があるときはそちらで見る」という条件を踏まえて検討すると、年間19回購入の21755円でまわすことができました。19回×8日=年間152日もスポーツ見れば十分でしょう。川井ちゃんが苦手なF1民なども、何日かフリー走行を我慢してpovoでつなげばフジテレビNEXT並みのコストで引きつづき運用できそうです。スポーツの覇権を握るモバイル端末がpovoになるとはDAZN開始当初は想像もしませんでしたが「そこはpovo」だったようですね。

そして、とりわけ印象的だったのはこれまで一段安い料金で普及に二人三脚の役目を果たしてきたドコモが、割安プランの提供を取り止めたこと。一応、微妙に安めの値段設定ではありますが、ついに年間プランよりも高額の設定となり、解約して再加入したほうが安いという「ドコモ解約待ったなし」の状況になりました。ドコモにしてみれば最近は自前のサービスであるLeminoでボクシング・井上尚弥さんの試合や卓球Tリーグを中継するなどしており、そちらを見てもらうようにしていきたいのでしょう。逆に言えば、「他社回線・他社サービスにお客を持っていかれる」ほどの魅力はもはやDAZNにはナイと判断したとも言えます。誰がDAZNと組もうがどうぞご自由に、家庭内別居みたいなテンションなのかなと受け取りました(※公認の不倫相手としてDMM.comが颯爽と登場)。

栄光の初期ドコモ民としては「カモだってもうちょっと丁寧に扱われるだろ…」「思い切って月額1万円とかにしてくれたほうが期待が持てる」「ひと思いに殺せ!そっちも死ぬかもだけど!」とは思うものの、こちらもDAZNを丁寧に扱ってこなかったのは確か。「Jリーグ総合ファンクラブ」くらいのつもりで、たとえ見なくてもとりあえず加入しておく的な姿勢がJリーグ界隈にあれば、ここまで急激な値上げとサービス姿勢の低下(←姿勢は最初から低かったが…)はなかっただろうと思います。2023年の調査ではJリーグのファン人口は853万人いるとされるなかで、Jリーグ界隈でのDAZN視聴者数は40万人程度に留まっているとされており、DAZNは大赤字なのであるとも伝えられています。40万人が年間3万円ずつ払ったとしてようやく120億円。なるほど、値上げもやむなしです。あぁ!Jリーグだけで800万人くらい見てくれていたら、たまにやる代表戦はサービスで無料配信になったりしたはずなのに!残念です!

↓Jリーグ界隈は人数の割にDAZNとグリップしていない…!


↓Jリーグ民が支えてくれないから、サッカーファン新規拡大チャンスの代表戦もDAZNに半ば幽閉!


↓「金曜の夜なら皆でDAZN見るだろ…」という施策を漢字一文字で表すと「金」です!


↓仕方ないので国立競技場開催で新規層の取り込みを狙います!

今年もすごい数のタダ券が出そう!

ヒマな人にはまたとないチャンスです!

DAZN見るより国立に行こう!

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【中古】東京 タダで楽しむ子連れおでかけガイド
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この値段になると、もはや「サブスクリプション」としての魅力はないだろうと思います。加入さえしておけば、いつでもたくさんのコンテンツが楽しめる保険というか「安心感」みたいなものを提供するサービスのはずが、見られるものはグングン減り、各コンテンツを正規の値段で単品買いできそうなところまで価格上昇したのでは先払いするメリットはありません。月額4200円先に払うくらいなら、そのお金でフラッと現地に行ったほうが楽しいんじゃないかなという気もしますしね。

全部見たい、全部見るしかない、アウェーも見る、確実に見る、そう心に決めている熱烈な人だけが途中撤退のリスクを承知で比較的低額な年間プランに加入し、そうでない人は本当に見たい、今見るんだとなった5分前くらいに加入するというのがDAZNとの上手な付き合い方なのかなと思います。「5分前に加入」を徹底すれば「忘れてた」「やっぱ別の見よう」「上手くつながらなかった」などの節約術で、よりコストを圧縮できると思いますので、年間1万円以内くらいで何とかなるのではないでしょうか。「気づいたら撤退してた」のリスクも限りなくゼロになりますからね。

もはやDAZN大成功で永遠蜜月という妄想は実現しそうにない2024年。ぼちぼちスカパー!にお中元贈るとか「Hulu+ABEMA+Lemino」みたいなJリーグ配信軍団の結成を促すとか、DAZN後を考え始めたほうがいいのかもしれません。まぁ、各チームが懇意にしているメディアと独自にタッグを組んで独自性あふれる中継をするというのも楽しそうですので、前向きにDAZN後を楽しんでいきたいもの。「東京ヴェルディ見るならHulu!」「楽天TVではヴィッセル神戸の試合を全試合生中継!」「大宮アルディージャ中継はNACK5!(※ドコモはやってくれなかった)」とかで、シーズン完走するのに20個くらいいろんなアカウント作らないといけない、なんてのも悪くないですよね。そのほうが皆さまのご希望通り「見たいものだけ見られて」いいかもしれませんしね!

↓7年前の映像とか見ると、最初から最後までツッコミどころしかなくて楽しいです!


誰だ!「ドコモ契約しててよかった」とか言ってたの!

10年先の未来なんて何もわからない!

ということはこの先の10年もどうなるか全然わからない!

怖いもの見たさで楽しみです!

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「クラブ名に企業名解禁」の噂に燃え上がるJリーグ界隈は、中年男性の意見など無視して企業名「も」つけられるようにするのがよい件。

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「地域」の支援だけで足りているなら別にそれでいいですが!

議論好きで頭の固い中年男性が集う界隈は物事を進めるのがいちいち大変だなと思いますが、日本サッカー界が長い間「議論してはいけない聖域」として放置してきた課題に取り組む機運がいよいよ高まってまいりました。貧すれば議論す。今回、「秋春制」だか「春秋制」だか問題がようやくどうでもよくなってきたあとの第二課題として満を持して登場してきたのは、「チーム名に企業名を入れるか入れないか」問題です。

↓東京ヴェルディと距離感が近そうなスポーツ報知がぶち上げたJリーグのクラブ名に「来季から企業名が入る」というスクープ!


↓それをすぐさま「事実無根」として否定するJリーグ公式!

観測気球をあげてすぐ撃ち落とすゲームみたいですね!

まったく考えてないわけはないと思いますがね!



1993年のJリーグ発足当時、それまでのプロ野球のあり方と差別化したほうが自治体から金を引っ張りやすいだろうということでひねり出された(※建前は諸説あります)「地域密着」の金科玉条は、クラブ数を増やしたいが増やしたら1店あたりの客が減ってしまうという牛丼屋と同じジレンマに直面し、いよいよ限界を迎えようとしています。いまやプロを自称するJ1・J2・J3リーグまでだけでも60クラブが存在するという状況は、「そんなにたくさん天然芝のスタジアムを用意するほどワシらサッカー好きか?」という根源的な問いを我々に突きつけてくることに(※このほかに女子リーグとか地域リーグとかもあるぞ)。

そうした自分たち同士の食い合いだけでも混み合ってきているのに、後追いでやってきたライバルたちは次々に似たような名前の●リーグを始め、残っていたよさそうな地域も刈り取りにかかっています。「ウチは真冬でも真夏でも体育館でできます」「人数もそんなに多くないです」「全体的な必要経費は小さめです」など、町興しさえできればネタは何でもいいというパトロンにぶつけられる魅力的な提案の数々。頼みの黒船・DAZNも日本から消えるんじゃないかという雰囲気になってきた今、このまま手をこまねいているわけにはいかないという危機感が高まりつつあるのが現状です。

そのようななかで、実現すればすぐさま効果が見込まれる「チーム名に企業名を入れる」という実績ある手法を検討するのは、自然なことだろうと思います。むしろ、「何も検討していない」ほうがおかしいでしょう。「常に検討しているけど、常に結論はボツになってます」ならともかく。野球だってラグビーだってバレーだって企業名を入れているチームは入れています。バスケだって企業名を入れることは可能です(※企業名を入れるとリーグにお金取られるのでバカバカしくてどこもやってない)。それと同時に地域名も入れているチームは入れています。「横浜DeNAベイスターズ」も「福岡ソフトバンクホークス」も「北海道日本ハムファイターズ」も企業名を入れながら地域密着に成功しているチームです。商売相手は同じ「日本のその辺に住んでいる人」なのですから、サッカーだけやっちゃいけないなんてことはないだろうと思うのです。

そもそも、すでに他競技でこれだけ企業名入りチームがあるなかで、企業名が入った瞬間に「あー!このクラブは企業に魂を売りんしゃったー!」(※博多華丸さんの声で)とかなるはずがないでしょう。もしそんな人がいるとしたら「その地域に住んでいるというだけで勝手にオーナー気分になっちゃっているやばめの人」「企業名が入ると自分がオーナー気分になれないのでムカつく労働者階級気取りのやばめの人」「社長を呼び出すときに向こうのほうが偉いからウエメセになれなくてムカつくやばめの人」くらいでしょう。世のなかには推し球団のチーム名に地域名が入るのがイヤで「埼玉西武ライオンズから埼玉を削除すべき」ってずっと言っている逆向きの人もいるわけですし、地域名だけが至高なんてはずがないのです。

確かに海外の有名クラブは企業名がついていたりしないかもしれません。この30年のこだわりの歴史は何だったのかという気分になる人もいるかもしれません。今のままで困っていないところは別に今のままでいいのです。これから何百年でも自分たち自身でこだわっていけばいい。でも、困っているところがあるなら、これから困る可能性があるなら、可能性だけは広げておいて、どんな選択肢でも取れるようにすることに何か問題があるとは僕には思えません。今回のスポーツ報知の記事は観測気球の飛ばし記事だったとしても、そういう検討は常にあってしかるべきですし、現実として普通にやればいいのにと思います。「チーム名および呼称には地域名(ホームタウン)が含まれているものとする」というJリーグ規約と、「それに加えて企業名も入れていいことにしよう」という話は何らバッティングするものではないわけですし。この手の話でよくやり玉に挙げられる「NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安」だって、企業名だけなら「NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス」ってスッキリするんですよ。東京でも何でもないくせに、少しでも東京風吹かせようと「東京ベイ浦安」なんて漢字とカタカナでギッコンバッタンして嘘地域名つけてるから違和感があるだけで。

↓数年前に「飛ばし記事」って炎上させられたこの記事も、今読んだら「半分くらい合ってる」でした!


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「理念は変えてないつもりだけど、解釈と運用は変える」っていう「自衛隊は軍隊ではない」みたいな話ですよね!

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ここからは個人的な意見ですが、僕は「地域密着」ってそんなにガッチリやらないほうがいいと思っています。もちろん、クラブやチーム、選手には自分の住んでいる場所のことを大切にしてほしいですし、ご近所の人から愛される存在であってほしいですが、それがすべてである必要はないのです。遠くに住んでいる人からも愛されていいし、遠くに住んでいる人が「私のチーム」と思える存在であっていいはずです。

そのとき、「地域密着」にこだわることは強烈な障壁になるわけです。遠くに住んでいる人はどうしたって「その地域の住人」ではないのですから、地域にこだわればこだわるほど疎外感を覚えるでしょう。ましてやサッカー界隈には、隣町のチームに対して強い敵対意識を煽るような風習さえあるわけです。欧州でそういうのやっててカッコイイ的な憧れで(※まぁ、ホントに隣町のやつ心底大嫌いって面倒な地域もあるかもしれませんが)。60クラブにも細分化された今、「そこに住んでいる人しかそのチームのこと知らないしファンにもならない説」まであるでしょう。いまや「地域密着」は行きつくところまで行きついてしまって、逆に「地域限定」になってしまっている部分があるだろうと思うのです。

掲げた「地域名」以外の人が入ってこないような「地域限定」の状態になれば、どこもかしこもがジリ貧です。「人口の多い主要都市」の名前をつけていた場合はまだ救われますが、小さな町の名前を掲げればどうしたって負け戦になります。なので、どこも隙あらば「都道府県単位」になろうとする。まぁ都道府県単位にしたところで「地域名が『茨城』だったらもっとラクだったのにー!」「『群馬』全体をホームタウンにすれば大盛り上がりですわ!」とはならないかもしれませんが。

そこに企業名という別軸のフックがあれば、「私のチーム」と思える別のキッカケが生まれます。地域名よりも企業名のほうが「限定」される度合いは低いですし、名前を冠するぐらいの企業であれば全国を相手に商売をしているでしょうから新しいルートが広がるはずです。ユニフォームも胸にチーム名が入ってスッキリとカッコよくなりますよ。ごくまれに「わしゃー死ぬまで日本ハムのソーセージは食わんと誓っておるんじゃ」「ソーセージはアルトバイエルンしか認めん!」「じゃからのぉ、すまんがファイターズは応援できんのじゃ」なんてジジイもいるかもしれませんが、そんなレアケース全国で10人もいないでしょう。どうせ国民の99%は安い方買ってるだけで味なんてわかんないんですから。こだわっているのは一部の声が大きな中年男性だけで、本当に見つめるべき大多数のその辺の人は、何もこだわってなんかいないのです。

↓鹿島メルカリアントラーズの社長さんもこのように柔軟な姿勢です!


↓失礼!先ほどのツイートは2年前のもので、最近のものはコレでした!

「1ミリも議論が出ていない」「僕らは知らない」と、「事前に周到な根回しがされていて」「次回の委員会で急に議題が提案されて」「即座に賛成した」は両立できる事象ですからね!

むしろ、それぐらいスピード感のある経営者を支持したい!



とにかく世のなかに伝えたいのは、ジジイと中年男性の意固地な意見は無視せよ、ということです。ヤツらはもっともらしいことを言って抵抗するばかりで、結局は自分の都合しか考えていません。現実問題としてジジイと中年男性が世のなかで大きなチカラを持ってきた歴史があるなかで、いまだに世のなかで起きている不都合や理不尽というのは、それを変えることができたのに何もしてこなかったジジイと中年男性のせいなのです。いっそ子どもたちに聞いて決めたらいいのです。「ねぇ、キミ、Jリーグのクラブ名に会社の名前が入っていたらどう思う?イヤかな?」と。きっと少年少女たちは「どうでもいい!」と答えるでしょう。そのぐらいの囚われない発想で未来に向かっていきたいもの。企業名がついたらイヤだの、地域名しか許さんだの、その程度のことで離れるくらいの人には、とっとと離れてもらった方がスッキリするんじゃないかと思いますしね!

↓地方のチームが国立でやったとき、「国立でやるから」っていう理由で普通に行く人もいますからね!
P9241432

「地域に緩やかにつながる」くらいでイイと思います!

どうせ、住んでる時点で切っても切れない関係なんですから!

地域に密着し過ぎずに「いいとこ取り」で上手くやっていきましょう!


なお、埼玉西武ライオンズの今季最多動員試合は東京ドーム開催でした!

心ないインターネットで「伝説のオウンゴール」と讃えられた南雄太さんの心配事「SNSがあったらヤバかった」は杞憂であると思う件。

08:00
もう日本では生まれることのない永遠のプレーだと思います!

完全に時期ズレの話題ですが、先日、サッカーJ2(来年からJ3)リーグ大宮アルディージャ所属の南雄太さんが引退会見を行ないました。ゴールキーパーとしては史上最多となる、Jリーグ通算666試合出場という大記録を残した偉大なGKの引退。その場で触れられたのは、やはりあの話題でした。2004年Jリーグ・ディビジョン1の1stステージ、サンフレッチェ広島VS柏レイソル戦で飛び出した伝説のオウンゴール、「GKが自分のゴールにボールを手で投げ入れた」アレについてです。

↓このプレーももう20年近く前になるんですね…!


↓本人曰く「心からSNSのない時代でよかった」とのこと!



南さんは自らアレの話を切り出して「今でもはっきり覚えているんですけど、こっち側に中澤聡太がいて、そこにボールを転がそうとしたら、聡太が『あっちフリー』と。それで逆を見たら、『あ、フリーだ』と思って近藤(直也)に投げようとしたら、サンフレッチェの選手がダッシュしてきたからやめようと思ったけど、気が付いたらゴールに入っていた。半分くらい聡太のせいです(笑)」と歴史の修正を試みたようですが、あのプレーを何百回と見てきた立場からすると、ちょっとウフフッとなるところも。

改めて映像を見れば、確かに南さんは「右手側に出そうとしたのを止めて、左手側に投げる向きを変えて」はいます。プレー選択を途中で変更したのでしょう。ただ、投げる先にプレッシャーが掛かっていたかと言うとそんなことはありません。相手方の選手がダッシュしてきたとき、すなわち南さんが「ボールを投げるのをやっぱり止めよう」と思ったとき、その相手方の選手はまだセンターサークルを超えたばかりのあたり。そのまま投げても問題なくボールは保持できたでしょうし、プレッシャーが掛かる前に次のプレーに移れたでしょう。現代的なサッカー観で言えば、味方の連動もない無謀な単独ダッシュを仕掛けてきてくれたことは「美味しい」とさえ思える場面です。良く言えばベストな選択を追い求める気持ちの表れではありますが、悪く言えば「お化けに怯えて余計なことした」みたいな話を、誰かに半分も責任をおっかぶせようだなんて(ウフフッ)。

そんな歴史修正トライのあと、南さんは「心からSNSがない時代で良かったなと。今なら、バズってやばかったなと。本来はあってはならないこと」と振り返っていました。確かに当時はまだ今のような国民総SNS時代ではありませんでした。この伝説のオウンゴールについても、ごく一部のネットユーザーが擦り倒していただけ。Yahoo!ニュースでの南さん引退会見の記事を読むと「某スポーツブログでオウンゴールの金字塔と扱われているのを見て知った」というコメントがありましたが、本当にごく一部の心無いインターネットの輩(←きっとクズ)が、何度も何度も、何年も何年も擦り倒していただけで、多くの一般市民が「一言」述べてきたわけではないのです。なるほど、「もしもSNSがある今だったら」なんて想像もしてしまうことでしょう。

しかし、僕は思います。

もしも今、同じプレーが起きても、ああはならないだろうなと。

今は社会の趣味趣向が細分化されており、第三者的な立場の薄い興味・関心で何かを見るということがありません。「それを好きで詳しい人」だけが集まって見る、あらゆるものがそうなってきています。オリンピックやワールドカップ、あるいは紅白歌合戦のようなメガコンテンツになれば多少は広がりもあるかもしれませんが、ほとんどのものは「それを好きで詳しい人」だけが見守っており、そういった「好きで詳しい人」もまた積極的に意見の発信を行なう時代になりました。

だから、現代においてアレが起きたとしても、アレを見るのは「サッカーが好きで詳しい人」であり、そこから先への広がりはなかなか生まれません。ワールドカップで同じことをしたのならまだしも、あれは所詮はリーグ戦の1試合に過ぎないもの。みんな自分が好きなものを見るので忙しく、そこまで手はまわらないでしょう。そして、サッカーが好きで詳しい人が見れば、アレは「GKがボールをゴールに手で投げ入れた面白大失敗」という理解よりも一段深く、投げる先を変更&中止したという背景があってのプレーであることが同情とともに即座に語られたでしょう。そうなれば、「GKがボール投げ入れたぞ草」みたいな「理解の解像度が低いがゆえの」ピュアな爆笑は広がらず、「あぁーなるほどねー」というため息くらいで終わっただろうと思います。

たとえば2021年の東京五輪、陸上男子4×100メートルで日本代表はバトンがつながらないという痛恨のミスをしましたが、それに対して生まれたインターネットの反応は「攻めた結果」というものでした。メンバーとして出場していた桐生祥秀さんがバトンをミスしたメンバーにすぐさま駆け寄り、直後のインタビューでそう発言したことで流れは確かなものになりましたが、仮にそれがなかったとしても同じように「高い解像度」で競技を見ていた人たちからの反応によってSNSが大荒れになることはなかっただろうと思います。もし、仮に「ミスだミスだ」と責め立てたりすれば、逆にそちらの側が非難を浴びていたでしょう。

一生懸命やったなかでのミスには、どこかに理由があり、背景があり、致し方ない部分があります。あのバトンミスも、1走が「メダルを狙って抜群のスタートダッシュを決め」、その結果「内側レーンの選手が走り出す前にその横を通過することになり」、「内側レーンの選手が気になってちょっと膨らんで減速してしまった」ことと、「メダルを狙って2走へのつなぎを通常よりも先の位置に設定していた」という複合的な要因が重なって「規定のエリア内でバトンを渡せなかった」というものでした。単純に「やってもーたー」ではなく、攻めたことが全部裏目に出たという類のものでした。

「ミスだミスだ」と騒ぐ輩と、「いやそれにはもう一段深い背景があってだね」という発信とで、どちらの価値が高いかはアルゴリズムが判定するまでもなく明白です。ミスであることはもちろんその通りであったとしても、そんなに単純な話ではないことが、むしろ「SNSがあることによって」広がっていくのが現代SNS社会だろうと思います。だから現代SNS社会においては、アレはきっと、こんなに長く語られるようなプレーにはならなかったはずです。SNSがあることによって、むしろ。

↓罵詈雑言も並ぶけれど、それよりも攻めて挑戦したことを讃える当時の空気感!



その変化や進化は、きっとよいことなのでしょう。好きで詳しい人が深い理解のもと、成功も失敗も受け止めてくれるのが悪い話であるはずがありません。昨今は「珍プレー」的な擦り方をする機会も少なくなってきましたし、たまに取り上げられる珍プレーも「失敗」と言うよりは「珍事」に相当するものがほとんどです。珍しくて、ちょっとクスッとできる出来事を楽しく見守る、そういう世のなかになってきました。事故の衝撃映像は「奇跡的に全員無事だった」ものだけを流す感じで、「ふぅー、あぶねー」で終わる範囲の珍プレーだけを見る、そんな世界です。

だから、南さんは心配することはないと思います。現代SNS社会で同じことをやったとしても、猛烈に責められることはなかったでしょう。理解の解像度が高い人たちが事情を即座に察してくれたでしょうし、仮にどれだけ深い理解をしても「でも、GKがボールをゴールに手で投げ入れてるよね…?」「そしてゴールに入る前に諦めてるよね…?」「しかもやった本人が一番荒れてる…」となってしまうプレーだった場合も、非難するのではなくそっとスルーされていただろうと思います。それはこの20年ほどの間に社会がよくなってきたことの証なのです。

だから、もう、仮に同じことをやったとしても、第二の南雄太は生まれませんし、そのオウンゴールが伝説になることもない、そう思います。

少し寂しい気もしますが、それでよいのです。

この機会に改めて世界でバズっている「面白オウンゴール集」などもいろいろ見てみましたが、南さんのオウンゴールを超えるものは見つかりませんでした。いくつかボールをゴールに手で投げ入れるものもありましたが、その国のA代表になり、その国のリーグの最多出場記録を作るような偉大な選手が、あんなに長い距離を投げ入れてゴールする前に諦めるなんてこと、これまでもこれからもないでしょう。

もう生まれることのない伝説を、これからも大事にしてもらえたらいいなと思います。

引退会見でみんなに聞かれるプレーがあるなんて、幸せなことだと思います。

伝説をありがとうございました!(←感謝それだけなのか)

↓「ボールを投げ入れても、サッカーは投げ出さない」という心意気、むしろ今ならこの心意気のほうがSNSで広まったかもしれませんね!
<南雄太オフィシャルブログSOUTH 2012年4月18日の記事:「No Title」より>

まず

俺は何と言われようが、思われようが絶対にあきらめないという事

(中略)

柏の時にはチームとして2度のJ2降格やJ1昇格、勝ち点1差で優勝を逃したり

心が擦り切れるようなプレッシャーの入れ替え戦を2年連続でやった事もありました

個人としても18歳でレギュラーをとってワールドユースで世界を相手に準優勝するなどのいい時期があったり

皆さんもご存知の通り歴史に残るようなオウンゴールをしてしまって泣きたいくらいまわりに叩かれた事もあったし

(中略)

そんなプロ生活の中で後悔している事

それは“もう自分じゃ無理だ”とか“これ以上はできない”と、あきらめたり投げてしまった事が何度かあった事

(中略)

要は自分が今までのプロ生活で何よりも大切だと感じた事は

“最後の最後まであきらめない、投げださないという事”

“やれる(できる)と信じる事”

SNSをもっと信じてみてもいいと思います!

悪意の量も凄いけれど、善意の量も比例して増えてますから!

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オウンゴールとかを擦りつづける輩の居場所はインターネットにはもうない!

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婦人公論 2017年 12/27、1/6 合併特大号

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