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そんな史上最強馬はどこまで走ってくれるのか、気になるのはむしろそちらの話題のほうでしょうか。陣営は「これが最後のレースかも」という可能性を否定はしませんでした。来年もまた走ってくれるのか、有馬記念をラストランとするのか、あるいは実はこれがラストランだったのか、未来の可能性を決めかねている様子。現実的に考えればイクイノックスの「種牡馬としての」評価を上げるようなレースは、もう世界のどこにもありません。これからの日本競馬のこと、いや世界に広がるその血によって進化する世界の競馬の未来を思えば、怪我をさせるようなリスクを負ってまで成すべきことは何もない、それは真っ当な判断だろうと思います。
